株式投資

【株式投資】配当金で資産形成をするには?利回りや複利効果について解説

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かっぱ
かっぱ
配当金で資産形成するために必要な知識を整理するよ!

株式投資の魅力の一つは企業からもらえる配当金です。本サイト管理者である@かっぱは、配当金収入を軸に、資産形成を行っています。

株主は企業の利益を配当金という形で受け取ることができるのです!

この記事で解説すること

配当金収入により資産形成をする上で知っておくべき『利回り』『複利効果』について分かりやすく解説します!

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配当金で資産形成するには利回りと複利効果が重要

配当金収入で資産形成していくには、配当金利回り複利効果を意識することが重要です。20世紀最大の物理学者アインシュタインが「人類最大の発明は複利だ」と言ったそうです。

それでは配当金利回りと複利効果とは何でしょうか?順を追って解説していきます。

配当金利回りの計算方法

配当金利回りは、投資額の何割が配当金として支払われるかを表しています。

例えばこんな感じ

10万円の株式を購入した時、その企業から1000円の配当金が支払われたとします。この場合、配当金利回りは1%(1000円 ÷ 10万円 × 100%)です。

高配当利回りの企業

直近の高配当利回りの企業を調べ一部抜粋すると、以下の通りでした

コード 企業名 配当利回り(%)
9101 日本郵船 8.46
9104 商船三井 7.48
9308 乾汽船 6.60
9434 ソフトバンク 5.87
4902 コニカミノルタ 5.32
8316 三井住友FG 5.26
1605 INPEX 5.22

* 2021年8月18日終値ベース

一般的に、配当利回りが3%を超えていると高配当と言われています。

銀行預金の利子が年間で0.001%程度ですから、株式の配当はなんと3000倍の利回りです!

複利効果の考え方

簡単にいうと、複利効果とはお金がお金を生み出す仕組みです。

まずは単利という考え方を確認しておきましょう。

単利って何?

配当金利回りの例で示したように、10万円の株式を購入した時、配当利回りが1%だともらえる配当金は1000円でした。この株式を5年間保有したらどうなるでしょうか?毎年1000円ずつ配当金が支払われれば、5年間では5000円の配当金収入が得られます。

この考え方が単利です!

短利とは、配当利益が単純な足し算で積み上がる考え方です。

 

それでは複利とはなんでしょうか?

複利って何?

1年目に得られた1000円を再投資して、株式購入に充てたとしましょう。2年目の投資額は10万1000円になります。2年目の配当金は10万1000円の1%となるため、1010円となります。

これが複利の考え方です。2年目にもらえる配当金は1年目の配当金よりも増えています!配当受け取り+再投資を5年続けると、5年間の配当収入の合計はおよそ5100円となります。

単利では配当利益は毎年一定ですが、複利では配当利益が年々増額していきます。

配当金を再投資するだけで、もらえるお金が増えるのは素晴らしいですね。

高配当株での複利効果のシミュレーション

実際の配当利回りを用いて複利効果をシミュレーションしてみます。

高配当株の銘柄を100万円分持っていると仮定します。配当利回りは4.61%であるとし、20年間この配当利回りが保証されているとします。配当金を全て同じ株式に投資できたと仮定すると資産推移は以下のようになります。

ここでは簡単のため、税金や手数料などを考慮しません。

1~10年目 11〜20年目
年数 資産:万円 年数 資産:万円
1 100 11 157
2 105 12 164
3 109 13 172
4 114 14 180
5 120 15 188
6 125 16 197
7 131 17 206
8 137 18 215
9 143 19 225
10 150 20 235

20年後には元本の2倍を上回る235万円に到達しました!

100万円の元手が、配当金の再投資と20年という歳月により大きく成長しています。

17年目で2倍を超えていることがわかりますが、これは「72の法則」と言われる現象です。
72の法則

72『配当利回り』で割り得られた数字が、資産が2倍になるのに必要な年数です。ここでは72 ÷ 4.61 ≒ 16年と計算できます。

たしかに16年目でおよそ197万円ですから、資産がおよそ2倍になっています。

かっぱ
かっぱ
72の法則って便利だね!自分でも計算してみようかな!

複利効果を最大限に得る方法

既に書いた通り、複利効果は配当金の受け取りと再投資により最大化されていきました。

複利効果は、配当利回りと株式の所有期間によって決まります。

すなわち、高配当利回りの株式を長期間保有することが必要です。

複利効果を最大限に得るためには、なるべく長い期間投資をする必要があります。複利効果の最大化には時間がかかるので、投資は若いうちから始めた方が有利です。

一方で、配当利回りに関して注意すべきことがあります。

世の中には異常に高配当利回りの商品が存在します。

会社の業績が振るわず株価が下がり続けているのに、配当金は支払われている状態が一因となっていることが多いです。

会社が倒産などすれば、配当金どころか投資元本が消滅することになりかねません。

複利効果を最大化するために長期間保有するのであれば、倒産リスクは回避すべきです。配当利回りだけにつられ、危険な会社の株式を買うことは避けた方が良いでしょう。

一般には、3〜5%程度の配当利回りが健全な高配当利回りと言えます。

複利効果をしっかりと享受するためにも、会社の財務を分析する力をつけたいものです!

かっぱ
かっぱ
しっかり分析して長く付き合える銘柄を探したいな!

* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします

 

配当金で複利効果を得るには?


最後に、我が家でも実践している資産形成のオススメランキングをご紹介します。つみたてNISAや確定拠出年金の制度を活用すれば、複利効果を得ながら長期的な投資に取り組むことができます。

奥さん
奥さん
資産形成を教えてくれてありがとう!
筆者
筆者
お互い協力して我が家の資産形成を頑張ろうね!
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本ブログで記載している内容は全て個人の考えを示したものです。投資にはリスクが伴います。
特定の銘柄や事柄を推奨しているものではありませんのでご注意ください。

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