7月下旬に入り、日経平均株価は高騰中。おかげさまでネオモバで買える銘柄も限られてきました。
そんな中リケンテクノスが出遅れ感がありそう。まだまだ割安に感じています。配当利回りも良いということで、ネオモバでコツコツ買い増ししております。
今回はそんなリケンテクノスを分析し、結果を備忘録として記事にしたいと思います。
* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします
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ネオモバでリケンテクノス

リケンテクノスは塩ビコンパウンドの最大手メーカー。塩ビコンパウンドとはプラスチック製品などを作るための原料となるペレットですね。
四季報2021年号を読んで知った銘柄です。
コロナ禍ということもありサランラップの需要が急増し、塩化ビニルのサランラップを手掛けるリケンテクノスの業績も上向いていることを知りました。
いきなり100株買う勇気はないので、ネオモバでコツコツ1株買いを開始しました!
リケンテクノス180株まで増えました#ネオモバ pic.twitter.com/u2Elk2GQO6
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) July 27, 2022
リケンテクノスの割安感

自分の投資記録によれば、始めてリケンテクノスを買ったのは2021年9月。平均取得価格が591円となっています。
下に示すのは、リケンテクノスのチャートです。
このところ、割安感からか、株価持ち直しの動きがあります。7/22終値時点で、PERが8.6倍、PBRが0.49倍、配当利回りが4.21%であり、割安&高配当利回りだと感じています。
かぶ1000さんの著書で勉強したグレアム指数を算出してみると4.2倍になりました。通常22.5倍以下が割安と判定され、かぶ1000さん流の厳し目の基準5倍以下も下回る水準です。割安度については異論なさそうです。
配当金は、連続増配とまではいかないですが、過去10年にわたり増配を繰り返し、減配したことはありません。配当性向も30%前後を推移しているので、問題ない水準でしょう。
2023年3月期は19円/株の予定で、配当性向は36.4%との予想が発表されています。新しい3ヵ年中計でも配当性向は35%程度(過去の中計では30%)と位置付けられているので問題ないでしょう。
自己資本比率は55%前後で推移、利益剰余金も年々貯まっているので、財務も問題なしと判断しています。
リケンテクノスの懸念点

今後気をつけたいのは、原材料の高騰問題かなと思っています。2022年3月期の決算説明資料の営業利益増減要因を確認すると、原材料価格高騰により、利益のうち10億9900万円が目減りしています。
需要増加や固定費削減により生み出した利益の多くが、原材料価格高騰により押し下げられている点は、会社も苦労しているのだろうと、株主として推察しました。
売上高の比率として、海外が50%弱を占めているので、昨今の円安効果も業績面に影響しそうですね(中期経営計画の前提条件は114円/USD)。
ネオモバでコツコツ高配当株投資

今回はリケンテクノスの分析の備忘録を記事にしてみました。リケンテクノスの中間配当は9月が権利日です。権利日に向けてコツコツ、時に大胆に(?)買い増しをしていこうと考えていますが、最近は株価上昇中・・・なかなか買えないやつです・・・
400円台で仕込みたかったリケンテクノスもあれよあれよと気付けば514円。さすがに移動平均からの乖離もあるし、調整下げがくるはず。400円台になったらしこたま買ったるわい😤 https://t.co/bHyYlc1Rqt
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) August 17, 2022
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