2024年1月にネオモバとSBI証券が統合されることを控え、今後のネオモバ口座の活用についてじっくり考える必要が出てきました。ネオモバでの取引をどのように終了していくのか、僕なりの戦略を解説したいと思います。
ネオモバをやっている方で、1株取引を継続したい方はぜひご覧いただけると嬉しいです。
配当金で資産形成をテーマに株式投資に取り組んでいます。将来は不労所得で生活するために日々資産を積み上げています。Twitter(@かっぱ)もやっていますので、ぜひご覧ください。
【株式投資始めて6年】 毎年配当額が増えていくの楽しい 今年はどこまでいくかな? 2016年: 2,578円 2017年: 38,685円 2018年: 93,905円 2019年: 197,241円 2020年: 296,929円 2021年: 438,313円 2022年: 🤔🤔🤔🤤 pic.twitter.com/lpT0h5JUo8
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) February 8, 2022
* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします
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1株取引は継続できる
ネオモバは1株から取引できるので、少額投資家の我々にとって便利なサービスでした。そんなネオモバも2023年いっぱいで取引が終了となります。毎月もらえていたTポイントも7月で付与が終了してしまうので、実質取引するのは7月までかなと思っています。
ただ、1株取引が可能な証券会社は複数存在するので、ネオモバが終了しても1株取引は継続できます。僕が乗り換えようと考えているのは、SBI証券のS株取引です。この理由について、注意点と併せて解説します。
300万円到達!!ネオモバポートフォリオ公開【2022年最終】
SBI証券のS株取引
SBI証券のS株取引を選ぶ理由は、その手数料の安さです。買付時の手数料は完全に無料なので、毎日コツコツ買っていきたい僕にとってはピッタリな仕組みです!
ただ売却時に売却額の0.5%(最低55円)がかかります。ここが注意点です!
S株取引で手数料を無料にする方法
S株取引をしながら、手数料を無料にする方法があります。それは売却時に単元化しておくという方法です。SBI証券では、国内現物株の取引プランに2種類のプランを用意しています。『アクティブプラン』と『スタンダードプラン』です。
アクティブプランは、1日の約定代金に対して手数料を計算するプラン、スタンダードプランは1注文に対して手数料を計算するプランです。この『アクティブプラン』が素晴らしいのです!アクティブプランでは、1日の約定代金が100万円を下回れば、手数料が0円です。
つまりS株取引で100株まで集めた株式について、その売却時の代金が1日合計100万円以内であれば、売却時の手数料も発生しないことになります。100株で100万円ということは、株価が10,000円ということですから、そんなに株価の高い銘柄は限られています。
手数料以外の魅力
僕がネオモバの後継としてS株を選ぶ理由はもう一つあります。それはS株取引にNISA枠が活用できる点です。
僕の投資スタイルは、高配当株を安い時に少しずつ買い集める、という方法です。こうやってポートフォリオの配当利回りを高め、配当金による資産形成に取り組んでいます。この戦略の強い味方が、配当や売却益にかかる税金を非課税とするNISA枠の活用でした。
SBI証券ではNISA枠でS株取引ができるので、2023年からはNISA枠を1株取引で使用して行こうと考えています。
野村證券のNISA口座をSBI証券に変更完了!来年はNISA枠を活用した1株取引を開始します。楽しみ〜🥳
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) December 31, 2022
S株投資の注意点
ネオモバユーザーにとってS株による1株投資継続はありがたいことですが、注意点があります。それは単元化を前提とした取引が求められる点です。
売却時の手数料は気にしないよ、という方は読み飛ばしてもらって結構ですが、手数料は安く抑えたいという人は、以下の点に注意した方がよさそうです。
手数料無料化のためには単元化が必要なので、ネオモバのように単元未満株を好きな時に売ることができません。例えば株価が下がって含み損が出ている銘柄を、単元化するまで買い続けることができるか、が試される場面が来るということです。
この点、ネオモバとS株の取引で、売買の戦略に若干の違いが生まれそうです。僕の戦略については、後ほど詳しく解説します。
野村からSBIにNISA口座を変更
SBI証券でのS株取引を開始するのに併せて、NISA口座をSBI証券に移したい人はこちらを参考にして下さい。僕は野村證券からSBI証券にNISA口座を変更しました。もしSBI証券の口座を未開設でしたら、口座開設が先になります。
以下、SBI証券の口座を開設した前提の手順です。
まず野村證券に電話して、『勘定廃止通知書』という書類を郵送してもらいました。電話して8日ほどで到着しました。
楽天から約1週間で届きました✨一般NISAじゃなくて積立NISAですけど…
— A子👒 (@A81770331) December 25, 2022
ついで、SBI証券のホームページからNISA口座開設に関する書類を取り寄せします。こちらは2日ほどで届きました。
最後に、勘定廃止通知書とNISA口座開設の書類に必要事項を記入して、本人確認書類の写しを同封してSBI証券に送付するだけです。
S株取引の戦略
さて2023年から開始するS株取引の戦略をまとめておこうと思います。ズバリ高配当株のコツコツ買いがテーマです。
ネオモバのように活用
毎日1株ずつ買っていたネオモバと同じ使い方を想定しています。手数料が無料なので、気になる銘柄を日を分散して買い付けようと思います。
銘柄選定は慎重に
ネオモバほど、思いつきで銘柄を購入しないように気をつけます。これは単元化を前提とした売買となるため、株価下落に応じた追加購入ができるか、単元化まで辛抱強く購入できるか、という観点で銘柄を選ぶ必要があるからです。
NISA口座を優先的に
売買にあたってはNISA口座の年間120万円の枠から使用していくつもりです。多くの高配当銘柄が3月に配当権利月を迎えるので、この銘柄たちをNISA枠で取得したいですね。
何を買うか
従来より購入してきた銀行株や商社株がだいぶ割高になってきました(とはいえ未だに割安感は残っていますが・・・)。そうなると別の銘柄もNISA枠に取り入れたいですね。
今狙っているのは、ネオモバで高配当銘柄の位置付けで買っているリケンテクノス、日本特殊陶業、住友倉庫あたりでしょうか。ただ日本特殊陶業は円安の恩恵を受けた銘柄ですが、想定のドル円レートが145円と安めなので、円高に振れているのはマイナス材料ですね。
【簡単】高配当株の探し方:減配・無配銘柄を避けてスクリーニング
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S株で配当金生活をめざす
僕の長期的な投資の目標は生活できるだけの配当金を受領することです。その目標に向かう一貫した方針は、高配当株をコツコツと買い続けること。投資7年目を終了し、配当金は年々積み上がることが確認できたので、この方針を貫くつもりです。
【コツコツ投資】配当金が出揃いました。派手さは無いですが、入金継続と複利で着実に成長🌱🌱来年も自分のスタイルで投資できればと思います。
2016年: 2,578円
2017年: 38,685円
2018年: 93,905円
2019年: 197,241円
2020年: 296,929円
2021年: 438,313円
2022年: 706,681円←New!!
2023年: 🐢🐢🐢🤤 pic.twitter.com/VMCrSeXgSn— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) December 28, 2022
そんな投資生活の強い味方になるのがS株×NISAだと思っています。コツコツと資産形成を継続し、目標に向かって精進したいと思います!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。