4月20日よりSBIネオモバイル証券での株取引を開始しています。5月の2社目の購入銘柄は三菱UFJリースとなりました。
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三菱UFJリースを購入!
今回初めて三菱UFJリースの株式を購入しました。三菱UFJといえばメガバンクのイメージですが、リース・ファイナンスを軸とした多様な事業を展開しているのが三菱UFJリースです。
- 国内・海外カスタマービジネス
- 航空機(機体やエンジンのリースなど)
- ロジスティクス(海上コンテナリースなど)
- 不動産(不動産リースや収益不動産の証券化ファイナンス)
- ヘルスケア(医療機器リースなど)
- インフラ・企業投資(水道事業への出資など)
- 環境・エネルギー(発電事業など)
現在の株価
引用元:Kabutanホームページ(三菱UFJリース)
5月8日終値時点の価格は504円で、PERは6.4倍、PBRは0.58倍となっており株価は割安水準にあると考えられます。
2020年3月期の年間配当金は25円の予定で、現時点の配当利回りは4.96%と非常に高い配当水準です。
引用元:三菱UFJリース 株主通信 第49期中間期
三菱UFJリースの配当金は、20年連続増配の実績があり、株主還元は非常にしっかりしていると考えられます。配当性向は年々高くなってきていますが、2020年は31.8%と依然として健全な水準であり問題ありません。
三菱UFJリースの配当政策は、自己資本を充実させつつも、継続的にかつ安定的に配当を支払うことを掲げています。株主思いの方針が伝わってきます。
信用倍率は9.28倍と問題のないと考えられる水準です。
収益性の確認
引用元:Kabutanホームページ(三菱UFJリース)
ここ数年の収益性は、ROEが9%前半とまずまずの収益性を示していますが、ROAは1%程度に止まります。売上高営業利益率は増加傾向にあり、2020年3月期は10%程度になる見込みです。
キャッシュ・フロー
引用元:Kabutanホームページ(三菱UFJリース)
営業キャッシュ・フローと投資キャッシュ・フローは毎年マイナスとなっておりますが、これはリース業(や金融業)に特有のお金の流れです。貸付が回収に比べて増加していれば、お金は出ていくことになりますので、営業キャッシュ・フローはマイナスとなります。つまり本業を着実に進めていることの現れです。
財務の確認
引用元:Kabutanホームページ(三菱UFJリース)
自己資本比率は13%と低い水準で、同業種のオリックス(8591)の23%と比較しても低いことがわかります。一方で利益剰余金は年々増加しております。
チャートの確認
まず初めに日足チャートを確認します。
引用元:Kabutanホームページ(三菱UFJリース)
2月6日の高値728円以降、株価はズルズルと下落を続けており、3月13日には445円をつけました。その後反発する場面もありましたが、依然として株価は500円前後を推移しており、割安水準となっております。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経済活動が停滞しており、航空業界の影響を始め、リース業への悪影響を織り込んでいるのかもしれません。
次に月足チャートも確認しておきます。
引用元:Kabutanホームページ(三菱UFJリース)
2013年以降400円〜700円のレンジ相場での推移が続いており、そういう意味では、現在の株価は2013年以降の安値水準であると考えられます。
権利確定日
期末配当金は3月31日、中間配当金は9月30日が権利確定日です。
さいごに
現在の株価は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を危惧しての水準である可能性があります。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が、業績にどのように影響しているのか、決算の動向に注目したいと考えております。
5月15日に予定されていた決算発表は、コロナにより決算業務や監査業務に遅れが生じていることを理由に1週間遅れの5月22日に予定変更されました。
* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします