株式投資

【株式投資】コロナ恐慌で株式市場が大暴落、今後の投資戦略

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5月に入ったので、改めて投資戦略をリライトしました。3月の急落相場で考えていたことと併せて纏めています。

会社員
会社員
全世界的に株価が暴落しているよ〜、今すぐ退散した方が良いのかな?

3月12日のニューヨークではダウが2300ドルを下げる大暴落を記録しました。翌3月13日は日経平均株価が寄り付きから大暴落。一時1800円以上の値を下げ、1990年以来となる30年ぶりの下げ幅を記録しました。

日経平均は直近の高値から僅か数週間で25%以上下げる展開で、大暴落の様相を呈しています。これでは殆どの投資家が大損という展開でした。

その後株価は回復基調にあり、5月1日に入り日経平均は直近最安値から約20%回復、ニューヨークダウも約30%回復しています。

しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛に伴う経済活動の落ち込みは誰が見ても明らかです。4月そして5月の決算ラッシュでは徐々にコロナショックの爪痕も明らかになりつつあります。

そんな相場をみて、今後の投資戦略を考えてみたいと思います。

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買いは様子見、反発高には要注意

3月の急落相場では、次のようなことを考えていました。

このような急激の下げ相場では、個別株の配当利回りが高まるなど株価が魅力的に見えることがあります。一方で相場全体を見れば、極めて悲観的であり、投資家心理は冷え切っています。

急落局面では大幅に反発する場面があり、NYダウでも1000ドル以上の反発を見せることもあります。これは下げ局面での調整上げであることが多く、翌日の市場では下げることが多いです。

このような観点から個別株の買い付けはすべて見送りと判断することとしました。相場全体が落ち着きを取り戻すには、しばらく時間がかかると見ています。

基本的にこの考え方に変わりはありませんが、最近は株価が安定し、ボラティリティもやや小さくなってきているように感じます。

一方で、過去のリーマンショックや世界恐慌の推移を見れば、今回の下落はその全体像の序章に過ぎず、二番底を掘りに来る可能性もあります。全力で買い向かうようなことは依然として避けるべき状況だと考えています。

高配当株の存在感が一層高まってきた

3月の急落相場では、以下のようなことを考えていました。

ぼくのポートフォリオの大部分を占める高配当株も例外ではなく、株価は大きく下げています。前述の通り、買い増しするつもりもなく、ただ様子見するほかありません。

これまではリバランスしながらキャピタルゲインを獲得できたのですが、今年は難しいです。こんな状況で、改めて高配当株の良さが際立ってきました。

すなわち、配当金というインカムゲインが不労所得として獲得できるため、含み損を抱えている株式を保有していてもメリットがあるということです。そして配当金は将来的な再投資のためのキャッシュとなります。

現物の株式は売るまで損益は確定しない含みの状態ですから、凍死して雪解けを待つのが最適だと考えています。越冬するには、高配当株は強い見方になりそうです。

4月に入り決算が相次ぎ、減配や無配の発表がちらほらで始めています。こうなってくると、高配当株も保有の意味がなくなってきます。

ただし企業も業績悪化により利益が出ていないのは事実なので、堅実に無配や減配の措置を取ることで事業を継続しようという姿勢は評価すべき点です。無理して配当を出し続けて経営が不振に陥ればもとも子もありませんので。

コロナショックによる業績悪化は一時的なものなので、このショックを乗り切る体力があれば、いずれ株価は戻ってくると考えています。そういう意味でも、高配当株が下落するようなことがあれば、その安値をコツコツと拾い将来の配当金収入の源泉にしたいと考えています。

キャッシュの蓄積に専念、コツコツ買いは継続

3月の急落相場では、以下のようなことを考えていました。

幸にして証券口座のキャッシュポジションは45%程度を確保しております。相場が落ち着きを取り戻すまでは、キャッシュポジションは確保しつつ、将来の投資資金を蓄えるフェーズと判断しています。

一方で定期的に買い付けているSBIバンガードSP500については、買い付けを止める予定はありません。買い付け額も極めて少額ですので、相場を感じながら買い下がりたいと思います。

個別株という観点では、ネオモバを活用した投資も考えております。

その後、以下のように対応しました。

個別株についてはほとんど取引しておりません。

一方で、SBIバンガードSP500については、これまで通り毎日の買い付けを続けています。またSBIネオモバイル証券を開設し、端株取引を開始しました。このように先行き不透明の状況では、より一層のリスク分散をしたいため、端株取引は非常に魅力のあるものだと考えています。

現時点の投資先は自分

3月の急落相場では、以下のようなことを考えていました。

現時点で明確に投資意思のある金融商品は投信だけです。

一方で、相場が落ち着きを取り戻すまでは、人的資本に集中投資しようと考えております。投資に関する情報収集をしながら、上昇相場への転換を待つという方針です。株式投資の書籍を読みながら、個別のファンダメンタルズと相場の大局を読めるように勉強を進めたいと考えております。

この考えの通り、現在は人的資本への投資に重きを置いています。投資関連の書籍を4冊ほど買い、読み漁っています。これまで知らなかった知識などのインプットもでき、今後の投資戦略を考える上で役に立ちそうです。

このような不安定な相場はなかなか体験できないので、実際に相場を感じながら、投資関連書籍を読むことで、身を以て取引戦略について考える機会としたいと思います。

さいごに

以上、現時点で考えるぼくの投資戦略です。安値を拾いつつ、自分に先行投資し、次なる上昇相場に備えたいです。まずは次なる2番底、3番底に狼狽しない心の備えが大事ですね。

かっぱ
かっぱ
狼狽せずに淡々と積み上げるよ

依然として含み損を抱えておりますが、これはあくまでも含みなのでコツコツ継続が鍵と考えています👇

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* 本記事は一個人の考えを記載したものです、投資の判断はご自身でお願いいたします

本ブログで記載している内容は全て個人の考えを示したものです。投資にはリスクが伴います。
特定の銘柄や事柄を推奨しているものではありませんのでご注意ください。

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