株価が暴落するときは、どんな投資家でも恐怖を感じるものです。損切りは早いほうが良いと思っていても、なかなか損切りできない。
気がついたときには大きな含み損を抱え、株価はさらに暴落していく。2020年のコロナショックではそんな毎日を味わいました。今回は暴落で狼狽売りをして損失を確定してしまわないように『株価は回復する』ということについてまとめます。
投資家かっぱ
資産形成に取り組むサラリーマンかっぱ。配当株と成長株のダブル投資戦略により、豊かな資産を築きのんびりと生活するのが夢です。Twitterでも投資に関して呟いています。
金融資産をざっくり棚卸ししたところ
1080万ほどに積み上がっていました
(MRF、確定拠出含む)。
約9.5割が日本株という偏重っぷり。
来月はボーナスを買付に投下するので
年内に1100万は確実に突破できそう!投資に目覚めて約3年、
ここからは複利でさらに加速して
膨張させて参りたいですね☺️— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) November 29, 2020
株価が暴落してもいずれ回復する

チャールズ・エリスの名著『敗者のゲーム』に次のような記述があります。
一方、市場は回復するものだ。つまり、個人投資家にとって最大のリスクとは、相場の暴落ではなく、恐怖に駆られて相場の大底で保有株を投げ、その損失を確定してしまうことなのだ。大暴落ごとに、ほとんどの投資家がこうした落とし穴にはまっている。
大事な点は、
- 市場は回復するということ
- 多くの投資家が恐怖に駆られて損失を確定してしまうこと
の2点です。
株価の暴落として記憶に新しいのは、2020年初めのコロナショックでした。
新型コロナ感染の世界的拡大による経済活動の停止と先行きに対する不安から、日経平均株価も35%近く下落しました。
このような相場において、含み損を確定してしまった投資家は多かったのではないでしょうか。
残念ながら新型コロナ感染拡大は終息を迎えていないにもかかわらずです。このような株価回復を3月時点で想像できたでしょうか。私はできませんでした。幸にして保有株の損失の確定は行いませんでしたので、現時点で保有株の株価は回復してきました。
恐怖の最中では第二波が来るのは当然のように感じ、損失の確定は賢明な判断なのではないかと思ったほどです。チャールズ・エリスの記した『株価は回復する』ということを身をもって経験できた相場でした。
- コロナショックでは日経平均が35%も下落した
- 当時は第二波、第三波の下落が警戒されていた
- 大暴落から9ヶ月経った12月には株価が高値を更新!
- チャールズ・エリスも株価は回復すると説いている
- 多くの投資家は下落の恐怖に駆られて損失を確定してしまう
含み損を抱えても保有できる銘柄か

チャールズ・エリスはインデックスの保有を勧めていますが、私は個別株を物色する投資家です。世の中に個別銘柄は数多ありますが、その中から一部の銘柄を選んで購入しているわけです。
個別銘柄は、会社の固有のニュースでも社会全体のニュースでも株価が変動します。いずれにしても、個人投資家がいち早くイベントの情報を入手することは不可能ですし、入手できたとしても市場は一瞬で情報を織り込むため、いち早く売買することは難しいです。
テーマ株を興味本位で物色するのではなく、会社の業績や将来性から、長期的に資産を成長させてくれる銘柄を選別することが必要です。
たとえ含み損が出たとしても『長期的には株価は回復するのだ』、『安値圏は買い増しのチャンスだ』と思える銘柄を保有していれば、恐怖に駆られて損失を確定することは減ると思います。
- 含み損を抱えても長期的に保有できる銘柄を選ぶ
- 個人投資家がニュースを先取りすることは無理
- たとえ含み損が出ても安値は買い増しだと思える銘柄か?
- 長期的には株価は回復すると考えられるか?
さいごに
短期的な株価の値上がりを期待して、市場の歪みを見出して安値をしっかり購入する、という理想的な方法は個人投資家にとっては難しいと思っています。ほんの一部の超優秀な投資家を除いてです。
一般的な個人投資家は、継続的な資金投入と、長期的保有によるインカムゲインの両立によって、少しずつ資産拡大を狙わねばならないと思っています。チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』を読むことで、より一段と投資方針を長期的な視点に持つことができました。
個別銘柄に投資している私にとっても非常に勉強になる本で、株価は回復するということを意識してどっしりと構えて投資を続けていきたいと思います。
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