『始値、終値、高値、安値』のたった4つの株価から描画されるローソク足ですが、その形状は市場での取引の結果を如実に表しています
これら4つの指標とローソク足の描画については、下記の記事で解説しました👇
https://www.shachikublog.com/four-value/ https://www.shachikublog.com/candlestick/
長い間使用されてきたローソク足の経験則に基づいて、株価推移の予測ができます
この記事ではローソク足の形状が意味する市場心理について解説します
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代表的な陽線
まずはみんな嬉しいアゲアゲの陽線について解説します
陽の丸坊主
☑️ 上下にヒゲがなく、胴体が大きい陽線
👉 上昇の勢いが強いことを示唆
👉 底値付近で長い線が出現するとトレンド転換
陽の大引坊主
☑️ 下ヒゲあり、胴体の大きい陽線
👉上昇の勢いが強いことを示唆!
👉 下値抵抗感があり、更なる上昇を示唆!
陽の寄付坊主
☑️ 上ヒゲあり、胴体が大きい陽線
👉 上昇勢いはあるが、上値に抵抗あり
👉 高値に出現した場合、下落を予兆する
カラカサ(たぐり線)
☑️ 長い下ヒゲ、胴体は短い陽線
👉 一旦は強く売られたが、その後強く買い戻された
👉 高値圏では下落予兆、首吊り線とも
👉 安値圏では上昇転換を示唆
代表的な陰線
続いて陰線に行ってみましょう!
陰の丸坊主
☑️ 上下ヒゲがなし、胴体大きい陰線
👉 下落の勢いが強いことを示唆
👉 高値圏で出現すると下落転換を示唆
陰の大引坊主
☑️ 下ヒゲなし、胴体大きい陰線
👉 下落の勢いが強いことを示唆
👉 上値抵抗感あり、更なる下落も示唆
陰の寄付坊主
☑️ 下ヒゲあり、胴体大きい陰線
👉 下落の勢いがあるも、下値に抵抗感が出現
👉 安値圏で出現すると、上昇に転じることも
カラカサ(たぐり線)
☑️ 下ヒゲが長い、胴体は短い陰線
👉 高値圏では下落予兆、首吊り線とも
👉 安値圏では上昇転換を示唆
代表的な同時線
売りと買いが拮抗する同時線についても見ておきましょう!
十字線
☑️ 胴体なし、上下ヒゲだけ
👉 相場動向の転換点
👉 買いと売りが拮抗しており、その後の加速を示唆
トンボ
☑️ 胴体なし、上ヒゲと長い下ヒゲだけ
👉 買いと売りが拮抗しており、相場動向の転換点
👉 高値、安値圏のいずれにおいても動向転換を示唆
トウバ
☑️ 下ヒゲ・胴体なし、上ヒゲだけ
👉 買いと売りが拮抗しており、相場動向の転換点
👉 高値、安値圏のいずれにおいても動向転換を示唆
さいごに
基本的なローソク足の形状について解説しました
たった4つの指標(始値、終値、高値、安値)から構成されるローソク足ですが、実にたくさんの形状があることが分かりました
実際にはさらに複雑なパターンでチャートが出現するので、実践を通してそのパターンを学びたいと思います!
少しずつチャート足と株価推移のトレンドについて感覚を身につけていきたいものですね!
* 本記事は個人の考えを示したものです、投資の判断はご自身でお願いいたします