株式投資をやっていると貰える配当金。働きながら投資をしている人にとって、配当金はお小遣いのようで嬉しいですよね。ご褒美に何か買おうかな?とワクワクします。
しかし株式投資の目的が資産を増やすことならば『再投資すべきだ』という意見が聞こえてきます。よく知られた複利効果を活用して資産を雪だるま式に増やすためですね。
たしかに僕は配当金を再投資していますが、必ずしも正解だとは思っていません。
中には配当金を使っても良い人もいるはずです。特にグロース株投資など株価成長による資産増大を狙っている人は配当金収入をお小遣いとして使うのは問題ありません。
この記事では、配当金を再投資すべき場合や配当金を使って良い場合とは、それぞれどのような場合なのかをご紹介します。
* 本記事は個人の考えを紹介するもので推奨ではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします
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配当金を使うか再投資するか?
配当金を使うか、再投資するか。ズバリ!自分の好きなように使えば良いです。だって自分の投資なので使い方は自分次第ですからね。
ただこれで終わってしまっては記事を書く意味がありません。配当金を使って良い場合と再投資した方が良い場合の2通りについて、僕の考え方を解説します。
配当金を再投資する場合
もし高配当株に投資をしている場合、配当金は再投資する方が良いです。
なぜなら高配当株は株価が2倍にも3倍にも上昇することは少ないからです。
つまり保有している資産を増やすためには、配当金を再投資して複利効果を得る必要があります。
お金持ちになるためにはコップの水を飲んではダメで、コップから溢れた水を飲む必要があります。もしコップに水を溜めている段階なら、水を飲まずに溜めることを考えましょう。
配当金を使って良い場合
もしグロース株のように株価の成長に期待した投資を行なっている場合、配当金は使っても良いです。
なぜなら複利効果を活用しなくても株価が成長することを期待しているからです。
もちろん再投資すればなお良いですが、株価の成長に期待しているのなら、配当金を再投資してもしなくても変わりがありません。
株価が2倍3倍に上昇することを想定しているのなら、インカムゲインは好きに使って生活を楽しみつつ、のんびり株価の上昇を待ちましょう。
配当金を家族に還元できれば、家族から投資への理解も得られそうですね。
72の法則で考えると分かりやすい
配当金を使うか再投資するかの基準となる考え方はあるでしょうか。
すでに述べた通り、株式投資が配当金収入による資産形成を考えているか、株価上昇による資産形成を考えているかで判断が変わります。
一般的に配当金による資産形成には配当利回りの高い高配当株が選択されます。一方で株価成長を狙うグロース株銘柄では配当利回りは低いことが多いです。
高配当株は3%以上の配当利回り銘柄を指すことが多いです。グロース株は配当金を支払わないか、支払っても1%前後ということが多いです。
ここで頭に入れておくと良いのは『72の法則』です。
72という数字を配当利回りで割ることで、資産が2倍になる年数が分かるというもの。これは利益を全て再投資することを前提にした複利効果の考え方。
例えば配当利回りが3%なら、72÷3=24で、24年と計算できます。配当利回りが5%あれば15年で資産が2倍になります。
一方で配当利回りが1%なら72年必要という計算になります。72年先となるともはや生きているかも怪しいです。
つまり72の法則から再投資により資産を増大することが妥当と考えられるか、非現実だと考えられるかが判断できます。
配当金を再投資した方が将来美味しい思いができるか、配当金を使って美味しいものを食べるか、72の法則からも判断できそうですね。
さいごに
今回は配当金を使うか、再投資するかについての考え方を紹介しました。
ネット上では再投資の良し悪しについて賛否両論が飛び交うことが多いですが、結局のところ自分がどんな投資をしたいかによります。つまり正解はありません。
しかし一つの指標として72の法則に基づく再投資効果の見積もりが有効ということを解説しました。その配当金を真面目に再投資することが、どのくらい有効なのか判断する一つの材料になります。
苦しい思いばかりしても資産形成は楽しくありません。使う配当金は使い、再投資が有効な配当金はせっせと再投資して、効率よく資産形成ができれば良いですね!
以上、参考になれば幸いです。