久しぶりにエアコンをポチッと入れてみると、ふわぁと嫌な匂いが・・・これはカビが繁殖しているに違いない!
しかしフィルターを掃除してみたり、熱交換器のアルミフィンをスプレー洗浄してみたりしても匂いが取れず。
恐る恐る送風口から中を覗いてみると、カビの大群が!!!流石に気持ち悪くなったので、一念発起し送風口と送風ファンを洗浄することにしました。
この記事では『くうきれい』というエアコン洗浄剤を使って、送風口と送風ファンをピカピカにする方法と、失敗しやすいポイントを解説します。
エアコンのカビ問題を解決すれば、綺麗な空気を吸いながら生活できるようになります!カビで困っている人はぜひ最後までご覧ください^^
くうきれいとファンファンで
エアコンをジャバジャバ洗浄中🦠 pic.twitter.com/JlDWiv1vsX— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) July 23, 2021
今年もジャバジャバやります pic.twitter.com/KzWeuRDrg7
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) June 25, 2022
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エアコンのカビ問題
これまでのエアコン掃除では、フィルタの埃落としと熱交換器アルミフィンのスプレー洗浄だけでした。しかし年々カビの匂いが気になり始めたので、送風ファンの掃除をやってみることに!
昨年も送風ファンの掃除したのですが、中性洗剤と歯ブラシを使ってゴシゴシ洗っただけ。
努力の甲斐も虚しく、エアコンの匂いはカビ臭いまま・・・
そこで今年は洗浄泡スプレー『くうきれい』を購入し、エアコンをジャバジャバ洗浄することにしました!
くうきれいでエアコンを洗浄
今回は洗浄剤の『くうきれい』、洗浄ブラシの『ファンファン』、洗浄スプレーの『加圧式おそうじスプレー』の3点をお買い上げ!使う順番に紹介していきます。
洗浄廃液回収袋を取り付ける
自分でエアコンをジャバジャバ洗いたくない理由は『廃液問題』です。カビを含んだ廃液がたくさん出てくるので、廃液がこぼれないよう回収袋をうまく設置する必要があります。
まず作業前にエアコンのコンセントを外しておきます。
次にエアコンカバーを外します。今回はダイキンのエアコンを作業しました。全面のパネルを上げると、ネジが3本あり全て外しました。
上部裏に3本のツマミがあり、そこを外すとカバーが取り外せませした。
これでエアコンを丸裸にできました!
くうきれいには廃液回収袋が同封されています。こんな感じです↓
両面テープが付いているので、簡単に貼り付けることができます。
送風口の側面と吹き出し口に沿って回収袋を貼り付けます(注意:結果的にこの貼り付け方は上手くいきませんでした、後ほど詳しく解説します)。
なおリモコンセンサーの受光部には洗浄液がかかるといけないので、アルミ箔で覆い隠しています。
洗浄スプレーで洗う
くうきれいのSTEP1『ムース』に付属のノズルを取り付けます。ノズルを取り付ける時に、プシュッとムースが飛び出るので、廃液回収袋などに向かって装着します。
10回くらい缶を振り、送風ファンめがけてスプレーを噴射します(上の写真はエアコンカバーを外さなかった時の写真です、こちらも廃液漏れしました)。
ファンファンブラシで送風ファンをくるくる回しながら、ファン全体にムースを付着させていきます。
ムース1本をファン全体に馴染ませたら30分間放置します。
放置したらファンファンブラシを使って送風口やファンをゴシゴシ洗っていきます。
ファンファンブラシはアルミ棒を軸に、モコモコの柔らかいブラシが装着されているので、送風口のしなりにフィットして、奥まで簡単に掃除できます。
リンススプレーで洗浄する
一通り洗浄できたら、次はリンスです。STEP2『リンス』に付属のノズルを取り付けます。リンスもノズル装着時に飛び出すので、廃液回収袋めがけて装着します。
リンス缶は振らずにそのまま使用します。ムース全体を洗い流すようにリンスを吹きかけましょう!(下の写真はエアコンカバーを外さなかった時の写真)
リンスすると真っ黒の水がどんどん流れ出てきます。
問題だったのはリンスの量が全く足りないということ!とても全てのムースを流し切るのに十分な量ではありませんでした。
ここで役立つのが『加圧式おそうじスプレー』です。
加圧式おそうじスプレーで洗浄する
ペットボトルに装着して、加圧しながらスプレーできる優れものです。今回はコーラの700mLペットボトルに装着して使いました。
ノズルは先端が曲がっており、送風口からノズルを入れて送風ファンにアプローチしやすくなっています!ペットボトル内部を加圧するポンプがついており、ワンプッシュで鋭い放水(もしくはミスト噴射)が可能です。
ムース全体を流し切ると真っ黒な廃液が溜まっていました。
廃液ポタポタの問題
リンス洗浄していると床にポタポタと廃液が漏れる音が!!応急処置としてビニール袋を切り開いて床に敷きました。
袋に穴が空いたかな?と思い探してみるも、穴は空いていませんでした。
どうやら送風口の吹き出し口にあるスポンジ素材の部分から液漏れし、回収袋をすり抜けて廃液が落ちた感じでした。エアコンを真下から確認すると、袋の裏側から液漏れが確認できました↓
わかりにくいですが、廃液回収袋(写真上部)の接着面より壁側(写真下部)から液漏れしています。
つまり回収袋はエアコンの送風口につけるというより、エアコンの裏側からエアコン全体を包み込むように回収袋を設置する必要がありました。
気を取り直し、回収袋を再設置したのが次の写真です。
エアコンを真下から包み込むようにゴミ袋を貼り付け、手前の上半分をハサミで切って観音開きにしました。こうすることで液漏れせず廃液を回収でき、かつ洗浄しやすいスペースも確保できます!
エアコンを包み込むようにゴミ袋を貼り付けしているので、液漏れが全くありませんでした!加圧式スプレーを使ってジャバジャバやっても、全く液漏れしません。
いくら洗ってもカビ液が出てくる問題
くうきれいを使うと、カビ汚れが浮き上がるので洗浄液にカビが流れ出てきます。しかし洗っても洗っても黒い液体が出てくるので繰り返し洗浄が必要でした。
加圧式おそうじスプレーがめっちゃ役立ちます!圧強めでスプレーすることで、複雑な構造のファンを効率的に洗浄することができました。
全部で3Lくらいスプレーを繰り返すと、廃水の透明度が上がってきたので、ここで終了としました!
乾燥させる
洗浄後はしばらくポタポタと水が落ちてくるので、そのまま自然乾燥させます。30分ほど放置したら、エアコンカバーを再度取り付けます。
エアコンのスイッチをオンにして、送風口をタオル等で押さえながら強風で30秒ほど回します。これでファンついた水滴が吹き飛ばせます!
タオルで押さえる前に強風にすると水分が飛び散るので注意です!
あとは自然乾燥させたら全て終了です!
その他失敗例
1台目のエアコン洗浄は、エアコンカバーを取り付けたまま実施しました。結果的にこれも廃液ポタポタ問題に繋がったので、おすすめできない方法です。
送風口には、エアコン内部とエアコンカバーの接着部に隙間があります。
この隙間から廃液がエアコンカバー内部に浸透し、エアコン背部の壁面をつたって廃液が流れ出てしまいます。
できればエアコンカバーを外して作業することをオススメします!
くうきれいで故障が心配ならプロにお任せ
廃液漏れが不安ならプロにお任せするのも選択の一つ。
僕の父親は自分で洗浄してエアコンを壊しました笑
自分でエアコン洗浄するより値段は高いですが、手間やリスクを考えると十分に安上がりです!
くうきれいで快適な生活を
今回はくうきれいを使ってエアコンの送風ファンに潜むカビを撃退する方法を解説しました!少し大変な方法ですが、エアコンを気持ちよく使うために是非やりたい掃除ですね^^
歯ブラシでゴシゴシやるのは大変すぎる上に全く効果がありませんが、くうきれいのモコモコのムースでは、とても簡単に汚れを浮き上がらせることができました。
また加圧式おそうじスプレーの強力なミストスプレーで浮き上がらせたカビを一気に洗い流すのは爽快です!
以上、何か参考になれば幸いです。