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プレミアム焼酎
焼酎ブームでプレミアム焼酎と呼ばれた銘柄をご存知でしょうか?
3Mと呼ばれたトップ3のプレミアム焼酎の一つが『魔王』です。
この3銘柄はそもそも入手困難でなかなか飲める機会がありません。
3Mの焼酎を提供する居酒屋さんもありますが、1杯1000円以上で提供するようなところも多いです。
ネットショッピングでも高い値段で取引されており、なかなか買えるものではありません。
『魔王』の1.8L瓶はネット上で8000円前後で取引されています。
魔王ってどんな焼酎?
僕は普段いろいろな焼酎を飲みますが、初めて魔王を飲んだ時『これは本当に焼酎なのか?』と衝撃を受けました。
魔王を口に含むと『メロン』のような華やかな香りがフワぁっと漂います。
この鼻ぬけ感がたまりません!
そしてゴクっと飲むと、スーッと喉元をキレていきます。
口に残る芋の甘味とフワっと漂う華やかな香りが非常に印象的です。
もし焼酎は嫌いだけど、日本酒が好き!という方がいれば、魔王は超おすすめです!
魔王には日本酒に似たような華やかさがあるので、きっと気に入ると思います。
魔王が華やかでフルーティな味わいの理由
魔王の原料は以下の二つです。
- さつまいも(コガネセンガン)
- 米麹(黄麹)
この黄麹が、日本酒のような華やかさをもたらす理由です!
コガネセンガンは、芋焼酎造りに汎用される芋の品種のひとつで、皮は薄い黄色で、中は白っぽく、デンプンが豊富といわれています。
焼酎造りに使用する芋は食べられないものもありますが、コガネセンガンは食用としても栽培される芋です。
一方で米麹に利用されているのが『黄麹』です。
麹はデンプンを糖質に変える役割をしています。
生成された糖質は酵母の働きによりアルコールに変わります。
焼酎造りに汎用されるのは、黒麹や白麹であり、黄麹は日本酒に利用されています。
黒麹や白麹はクエン酸を作り出すことができ、雑菌の繁殖を抑えることができます。
焼酎づくりは温暖な気候の九州で盛んですので、雑菌の繁殖を抑えられるのは大きなメリットです。
一方で黄麹は雑菌の繁殖を抑えられないため、温暖な気候の九州では黄麹が利用できませんでした(日本酒の産地は北陸や東北地方が多いですよね)。
近年は高精度な温度管理ができるようになったことから、黄麹を使用して焼酎づくりができるようになりました。
焼酎造りに黄麹を利用できるようになったことで、焼酎に日本酒のようなフルーティーさをもたらすことができるようになったというわけです。
魔王を定価で購入する方法
これまでに実際に魔王を定価で購入した方法を2つご紹介します。
まず一つ目の玉利商店さんですが、こちらは酒造元の関連会社さんです。
平日の朝9時から、魔王の予約を電話にて受付してくれます。
TEL:0994-40-3741
以前購入した時は、朝9時過ぎに電話して、すんなりと電話が繋がりました。
自宅の住所等、必要事項をお伝えすると、後日魔王の注文用紙が送られてきます。
届いた注文用紙に必要事項を記入して返送します(料金の支払いは着払いです)。
購入した当時は、魔王1.8Lは3000円と送料と箱代でした。
注文から1年弱で商品が到着したと記憶しています。
再注文は商品の到着後に可能です。
二つ目の方法は再現性のある方法とは言えませんが、一応ご紹介します
稀にネットショッピングの開店セールなどで、魔王を定価で販売しているお店があります
常にアンテナを張り、ネットショッピングしていると巡り合う時があります
たいていは1、2点限りなので、見つけたら即買いする必要があります!
この方法で2回、魔王を定価で購入しました
お時間のある方はチャレンジされてみてください!
さいごに
以上、魔王を定価で購入する方法についてご紹介しました。
九州地方では焼酎は『ダレヤメ』や『ダイヤメ』といって、日常の疲れを癒すために飲むという文化があります。
せっかくのダレヤメも、焼酎を高値で買っていては癒されません。
焼酎の人気により価格が高騰するのも理解できますが、やはり焼酎は定価で飲みたいという思いがあります。
美味しい焼酎を定価で飲むために、これからも工夫をして焼酎探ししていきたいものです!
以上、何か参考になれば幸いです!