みなさん、こんにちは!@かっぱです。
このブログでは、平凡リーマンが資産形成を中心に、身の回りのお金にまつわる情報を発信しています。
今回は『収入のリスク管理』について、『株式投資が最安定である』と考える理由について解説します。
- 複数の収入の柱を持つことが大事
- 最安定は株式投資
- 将来は正確に予想できないからこそ分散
結論は以上の通りです。
それでは早速解説していきます。
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会社の給料や副業収入より株式投資が安定なわけ
経済活動や日々の労働には、様々なリスクがつきものです。
リスクが現実のものとなれば、収入が途絶え生活に影響を与えることも想定されます。
そもそも収入におけるリスクとは?
そもそも収入におけるリスクは、大きく分けて2つの負の影響を持っています。
一つは『リスクを抱えることで生じる不安』で、もう一つは『リスクが現実となることで被る害』です。
- 将来の生活資金の不足に対する不安
- 家族を養う生活資金の不足に対する不安
- 家のローン返済に対する不安
- 収入消滅による資産形成の停止
- 収入消滅による生活難
- 収入消滅によるローン返済難
本業収入のリスク
サラリーマンの場合、本業収入は『働く会社の業績一本に依存するリスク』があると言えます。
会社が赤字を出せば、昇給が無くなったり、ボーナスが無くなったり、給料収入は減少するでしょう。
また自分自身が病気にかかり、労働が困難となれば労働収入は減少する若くは途絶えてしまいます。
つまり本業収入は、リスク分散ができていないといえます。
- 会社の業績が悪化すれば、収入が悪化しうる
- 自分自身が働けなくなれば、収入が悪化しうる
- 会社の業績、自分の労働力に依存する
副業収入
最近は副業ブームですが、ここでは簡単に始められる『ネットビジネス』を考えてみます。
自分でネット記事を執筆し、情報発信するようなケースの場合、多くは『広告収入』に依存することになります。
例えば『広告単価の減少』や『ページビューの減少』など予期せぬ事態はいつでも起こり得ます。
このような事態が起これば、簡単に収入が激減してしまうでしょう。
また本業収入と同様に、自分自身が病気になったり、忙しくなり副業活動ができなくなったりすれば、あっという間に収入は途絶えてしまうかもしれません。
つまり副業収入は、リスク分散ができていないといえます。
- 広告単価の減少やPV数の減少などで、収入が悪化しうる
- 自分自身が働けなくなれば、収入が悪化しうる
- 広告主、自分の労働力に依存する
株式投資
株式投資による収入は、『株式の売却益』や『配当金収入』を意味しています。
この場合、本業・副業の収入とは異なる質のリスクが伴います。
すなわち『株式の評価損』による元本割れリスクです。
本業・副業の収入がマイナスとなることはまずありませんが、株式の場合、元本割れを起こせば、収入どころか資金が目減りしてしまいます。
一方で、株式による収入は基本的に『不労所得』であり、自分が体調を壊そうが、株式の管理を怠ろうが収入が途絶えることはありません。
また投資先を複数の銘柄に分散することができれば、会社の業績リスクも分散されるため、本業収入でみたような一社依存のリスクからも脱却できます。
つまり株式投資は『株式の評価損』を適切に回避することができれば、個人や会社につきまとうリスクを回避することができると考えられます。
- 株式の評価損による資金の目減り
リスクを分散するということ
リスクは消えることはありません。
なのでリスクをただ恐れるのではなく、うまく付き合う必要があります。
リスク分散の意味
上手く付き合うとは、『リスクを分散』させ、お互いに補完させることが大事です。
本業収入は『毎月のキャッシュフロー』を生みます。
副業収入は、本業収入が目減りしたときに『キャッシュフローの補強』を生みます。
これら二つの収入は所属する会社の業績や働く自分自身のリスクに依存しています。
株式という資産はそのリスクからの脱却を促してくれます。
すなわち株式投資は『会社や自分自身に依存しないキャッシュフロー』を生みます。
- 毎月のキャッシュフローを本業収入から獲得
- 副業収入により、本業の会社依存リスクを脱却
- 株式投資により、会社と自分自身への依存リスクを脱却
僕は『株式投資を収入のメイン』とした収入基盤を構築することで、リスクを最小限に抑えた収入の仕組みを作れると考えています。
株式投資の収入はせいぜい『投資額の5%』程度です。
なので若いうちから株式をどんどん獲得せねば目標は達成できないと思います。
株式市場のもつリスク
新型コロナウイルス感染拡大では、株式市場全体が大暴落しました。
このような場合、最強と思われた株式投資が最大のリスクとなり得ます。
こういうケースを考えると、本当に『株式投資が最安定』なのかという疑念が生じます。
しかし株式市場の全銘柄が大暴落するような場合、経済全体が急速に悪化しているケースだと考えられます。
こういう時は、会社業績の悪化も避けられず本業収入も減少するし、副業収入も広告単価の減少から同様に減少すると考えられます。
このようなリスクは避けようがありません。
一方で、資本主義経済は縮小することなく膨張し続けると言われています。
短期的に市場が暴落したとしても、回復するのが資本主義経済です。
長期的に株式市場に付き合うことができれば、『株式投資が最安定』という結論に帰着します。
さいごに
収入のリスク管理という視点で、本業での収入、副業での収入、株式投資での収入に分けて解説しました。
株式投資での収入が最もリスク分散ができていると考えていますが、どの収入にもリスクはつきものです。
3本の収入の柱を太く育て、お互いのリスクを補完しあえるようになると最強です。
このことを意識して、資産形成を継続したいと考えています。
※ 本記事は個人の考えを示したものであります、投資の判断はご自身でお願いします