株式投資

【株式投資】三井物産(8301)の業績、財務状況、収益性を確認

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三井物産についてチャート、業績、財務状況、収益性を確認してみます

三井物産は金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、鉄鋼製品、生活産業などの分野で事業を展開している総合商社です

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チャート

まずはじめにチャートを確認しておきます


引用元:株探(三井物産8031週足チャート)

2016年から2019年3月までの週足チャートを引用しました

後に示す売上高の増加に伴い株価は上昇、2018年は1900円前後を推移しました

同年10月に高値の2020円をつけましたがその後下値切り下げとなり、2019年には1800円を抵抗線としたような推移を示しました

その後上値切り上げとなり、株価も上昇基調を示しておりましたが、昨今のコロナショックは三井物産も例外ではなく、急激に値を下げる展開が続いております

業績

売り上げは2018年、2019年と前年比で増収となりました

2016年は三井物産史上初の純利益がマイナス(赤字)となりました

利益のメインが資源分野であるため、資源の動きに大きく影響を受けます

ただ2017年以降は経常利益、純利益、1株益ともに増加しております

経常利益は2019年が前年比で増益となっておりますが、純利益や1株益については減益となっておりました

財務状況

資産は年々増加傾向にあり、自己資本比率も35%を上回っております

収益性

2019年はROAが3.7%、ROEが10.0%でした

2018年と比較すると減少傾向にあり、資本効率が頭打ちしている可能性も考えられます

配当金

最後に配当金推移を確認します

1株配当は2017年から増加傾向にあり、2019年は80円/株でした

2016年は赤字ですが、60円/株を支払いました

2020年の配当金は、2019年と同額の80円/株を据え置きとなっております

配当性向は31%程度となる見込みです

まとめ

直近の株価の下落により、配当利回りは5.3%近くまで上昇しております(3/12現在)

一方で配当性向は30%程度と、健全な数字を示しております

三井物産は配当だけではなく、自社株買いによる株主還元を実施しております

2017年に475億円、2018年に500億円の自社株買いを実施しました

株主重視の方針は、株主としても安心感があります

引き続き業績の動向を注視し、ウォッチを続けようと思います

* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします

本ブログで記載している内容は全て個人の考えを示したものです。投資にはリスクが伴います。
特定の銘柄や事柄を推奨しているものではありませんのでご注意ください。

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