総務省が実施した社会生活基本調査によると社会人の平均学習時間はたったの6分だそうです。小中高校と、あんなに勉強していたのに、社会人は全く勉強していないことになります。
小中高校の勉強は、勉強するための練習であって、社会人からの勉強が本番だと思っています。社会人として勉強することで、自分のスキルアップや経験が豊かになり、人間としての厚みが出てくるからです。
しかしながら、社会人は仕事に忙殺され、時間が取れないというのも事実です。そこでサラリーマンの僕が実践している独学を習慣づけるコツについて解説します!
通勤時間は毎日必ず確保できる

会社にはどのような交通手段で通勤していますか?
公共交通機関を利用している場合、毎日勉強に時間を充てることができます。バスや電車では本を読んだり、考えを整理したりすることができます。片道30分であれば、往復で1時間を確保になります!
年間で250時間以上もの時間を勉強にあてることができると考えるとスゴイことです!
昼休みはただの休みではない

みなさんは昼休みをどのように過ごしていますか?ダラダラと過ごしていませんか?
昼休みの使い方で、独学の差がつきます。30分でご飯を食べることができれば、残りの30分を勉強に充てることができます。その30分が年間で120時間以上の時間に変わることになります。
『塵も積もれば山となる』ですね!
できる限り早く帰宅する

まとまった時間を確保するには最も効果のある方法です。
社畜には難しい選択ですが、早く帰ることで独学の時間が大幅に増えます。帰ってもダラダラ過ごしてしまう人は、帰りに図書館やカフェに寄って勉強するのも良いですね!
『今日は18時に帰るぞ!』と目標を決めて仕事すれば、仕事の効率も上がり一石二鳥です。
できる限り早く帰る習慣を身に付け、独学時間を大幅にアップさせたいものです。
夜寝る前の30分を活用する

寝る前のテレビ、スマートフォン、パソコン作業は、ブルーライトにより睡眠の質に悪い影響を与えます。そこで寝る前の30分は読書などの目に優しい行動をとると良いです。本を読んでいると、眠〜くなってくるので睡眠導入剤としても効果ありです笑
寝る前の読書を習慣化すれば、年間で読む本の数も増えるため、多くの知識をインプットすることができます!
休日は午前中が勝負

休日は何時に起きますか?平日に働きすぎてヘトヘト、金曜日に飲みすぎて二日酔い、みたいになってませんか?休日は時間のない社会人が、まとまった時間を確保できる極めて大事な日です。
休日は午前中に作業することをお勧めします。午前中に勉強すれば、朝の頭の冴える時間に効率的にインプットできます。また午後からは自由にのんびり時間を使うことができるため、1日が充実します。
時間のない社会人こそ、休日をうまく活用したいものです!

おわりに
社会人は時間がないと思いがちですが、意識を少し変えてみることでチョットずつ時間を確保することができます。1日では1時間程度でも、年間では365時間になります。我々は1日に16時間起きていると考えれば、365時間は23日分にあたります。まるっと1ヶ月営業日分ですね、すごい時間です。
会社の仕事に追われて毎日を忙しく過ごしているだけでは、退職するまでただただ働き続けるだけの人生になります。
意識的に独学の時間を確保し、少しずつ知識やスキルを獲得し、会社では伸ばせない自分の市場価値を高めていきたいものです!