ついにNYダウが20000ドルを割る展開に突入しました。
コロナウイルスの感染はとどまる気配がなく、欧米で急速に感染が拡大しております。日本では感染ペースこそ他国に比べ緩やかですが、確実に感染は拡大しております。
マーケットはいち早く反応しており、株価は下落の一途を辿っております。ぼくのポートフォリオも多額の含み損をくらっており、-200万を突破しました。
このような相場を経験し、これまでの投資とこれからの投資を考察してみます。
この記事の結論は、以下の3つです
- 含み損はそもそも含みであり、確定ではない
- 株式の保有を継続することで配当金を享受できる
- 今後も継続した入金力がある
コンテンツ一覧
含み損はそもそも含みである
コロナショックで保有銘柄の株価が大きく下落し、驚くような含み損を抱えております。保有銘柄の多くがNISA口座での買い付けであり、損を確定させるのも難しい状態です。
直近の相場は依然として底値が見えません。保有株を売却してこれ以上の損失を出さないようにすることも大切かもしれません。では保有株は売却してしまうのが良いでしょうか?
僕は配当金を再投資することで複利効果を活用し資産形成を続けたいと考えています。保有株は含み損を抱えているとはいえ、現在のところ配当金は予定通り獲得できる見込みです
もちろん売却してしまえば当然配当金は得られないため、僕の投資方針に従えば売却は考えられません。
株式相場は上げ下げを繰り返すもの。株式投資を長期投資と位置付けるのであれば、含み損を抱えるのは当然のことです。再び株価が上昇すれば、含み損は自然と解消されていくのです。
しかし売却し含み損を確定してしまうとそれまでです。長く付き合わなければ結果もついてこないのです。
投資資金はすぐに使う予定のないお金である
それではどんな場合に含み損の確定を迫られるでしょうか。その一つが生活資金を含む多額の資金を投資に投じている場合です。給料が減って生活資金が足りなくなれば、投資資産を売却せねばなりません。
しかし投資は余剰資金で実施するのが基本。余剰資金で投資をしていれば、いかなる場合にも売却を迫られることはありません。つまり長期的に株価が安値をさまよう展開においても、辛抱強く相場に付き合うことができます。
このような暴落の相場では、資金のリスク管理が非常に際立つわけです。
配当金収入は期待できる
先ほども述べたとおり、暴落相場で含み損を抱えても配当金収入は途絶えません。
含み損を抱えた時、投資家が安心して投資を続けられるのは配当金をはじめとしたインカムゲインがあるからだと考えています。配当金収入を新たな投資資金とすれば、持ち株の取得単価を下げ次なる上昇相場に備えることができます。
配当金収入を武器に狼狽売りを避け、下落に負けないメンタルを築くことができます。
今後も継続した入金力がある
このような下落相場では、日々含み損が拡大します。もう買値まで届かないのではないかと心配になる程です。
そんな時に必要なのは継続した入金力。相場が落ち着いた頃に淡々と株式を買い続けることで、平均取得単価を下げ利益の獲得に向け準備することができます。
利益の源泉は相場が暴落し、投資家心理が冷え切っているところにあります。その源泉を獲得し、将来の利益をごっそり享受することこそが投資の醍醐味です。
さいごに
今回はコロナ恐慌で発生した含み損について考察してみました。含み損を抱えた以上、自分の買値に対して反省すべき点はあります。しかし予期せぬ暴落は長期投資では避けられないモノだと考えています。
できるだけ長い期間相場と付き合い、複利効果を最大限に享受することが大事だと考えております。これからも淡々と投資を続けていきます。