株式投資で利益を出すチャンスが大きいと言われているのがIPO株への投資。
IPOとはInitial Public Offeringの略語
新規公開株のことです。
企業が投資家に株を売り出し、証券取引所に新規上場する際に購入できます。
今回はSBI証券で申し込みをしていたペルセウスプロテオミクスに補欠当選したことの紹介と、補欠当選した際の注意点について解説します。
* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、また個人の考え方をまとめたものです。投資の判断はご自身でお願いいたします
コンテンツ一覧
SBI証券でペルセウスプロテオミクスに補欠当選
僕はIPO銘柄の取扱数の多いSBI証券で申し込みをしています。
そして今回!
ペルセウスプロテオミクス
IPOに補欠当選しました!

上場規模が33億円程度の創薬系バイオベンチャー企業です。
補欠当選すると購入の意思を証券会社に提示する必要があります。
ただし補欠当選なので、当選者の購入キャンセルなど、株式に空きが出ないと買うことができません。
補欠当選に申し込みすると、SBI証券に入れている余力資金がIPO用に拘束されます。
これは大きなデメリットです!
なぜなら他にもIPO銘柄に抽選申し込みをしている場合、買付余力を確保しておく必要があるからです。
SBIのシステムの場合、抽選応募した銘柄を買えるだけの余力がなければ、抽選に参加することができなくなってしまいます。
つまり補欠当選に申し込みして余力が拘束されてしまうのは、他のIPO抽選に対してマイナス影響なのです。
ペルセウスプロテオミクスの売り出し価格は870円で、当選株数は100株だったので、87,000円が拘束されることになります。
僕の買付余力は多くはありませんので、補欠当選は泣く泣く辞退することにしました。
SBI証券でのIPO株申し込み

SBI証券ではIPO株を申し込む際のポイントがいくつかあるのでまとめておきます。
抽選申込では資金拘束されない
IPO抽選に申し込むと、通常は資金が拘束されます(マネックス証券など)。
しかしSBI証券の場合、
IPO株抽選の申込みだけなら、資金は拘束されません。
資金拘束がないので、余力の少ない人でも複数の銘柄に抽選申込みできますね!
IPOポイントチャレンジがもらえる
IPOに外れていてはただの時間の無駄です。
IPO株に当選するのは至難の業
なかなか当たりません!
上場時の発行株数が少ないほどプレミアがつきます。上場後に株価が上昇するのでならみんなが欲しいからです。
有望株ほど、抽選に当たらないというのが私の経験上の感覚です。
しかしSBI証券では、
IPO抽選に外れても、チャレンジポイントがもらえます!
1抽選に外れたら1ptです。貯めたポイントは、IPO抽選に使うことができます。
ポイントを使うことで、IPO株に当選しやすくなるというメリットがあります。
銘柄の人気によって必要ポイント数は違います(公開されていません)。
当選した人の情報によれば、100-400ポイントが必要だったというケースもあるようです。
チャレンジポイントを使って抽選に申し込み、抽選に外れた場合は使ったポイントは手元に戻ってきます。
だから欲しいと思った銘柄があれば、積極的にポイントを使って申し込んでも大丈夫です!
補欠当選辞退するとポイントは貰えない
補欠当選を辞退すると
チャレンジポイントは貰えません!
とはいえ!
不人気な銘柄を繰り上げ当選しても、公募価格割れを起こす可能性もあります。
それなら購入を辞退するのも選択の一つ。
購入に当たっては慎重な判断が求められますね。
さいごに
今回はSBI証券でIPO株に補欠当選し、その銘柄の購入を辞退することにしました。
補欠当選すれば繰り上げ当選でIPO株を購入できるかもしれませんが、資金だけが拘束され、単なる時間の無駄に終わる可能性が高いです。
一方で、SBI証券ではIPO株に外れてもチャレンジポイントがもらるので、将来のIPO株の購入のチャンスが広がります!
IPO株は購入が難しいとあきらめず、まずはポイント狙いで購入してみるのもアリかもしれませんね!
IPOやめた話は過去記事からどうぞ:時間の無駄!僕がIPO投資を辞めた理由|ズバリ当たらないからです