投資をやってみたいけど、今から投資したらどのくらいの資産を築くことができるのか?そんな疑問を持ったことはありませんか?こういう時には実際にシミュレーションしてみるのが良いです。投資では運用利回りを加味したシミュレーションが必要で、中でも知っておきたいのが複利効果です。
老後資金2000万円問題が議論される中、労働者から投資家に転身することは現代人にとって必須であるように感じます。この記事では『これから投資したらいくら貯まる?』をイメージするために、シミュレーターを使ったシミュレーションを行ってみようと思います。
- 各個人にあった資産運用のシミュレーション結果
- 投資方針の立て方
配当金で資産形成をテーマに約1,500万円を運用中です。将来は不労所得で生活するために日々資産を積み上げています。Twitter(@かっぱ)もやっていますので、ぜひご覧ください。
【株式投資始めて6年】 毎年配当額が増えていくの楽しい 今年はどこまでいくかな? 2016年: 2,578円 2017年: 38,685円 2018年: 93,905円 2019年: 197,241円 2020年: 296,929円 2021年: 438,313円 2022年: 🤔🤔🤔🤤 pic.twitter.com/lpT0h5JUo8
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) February 8, 2022
* 本記事で紹介するのはあくまでもシミュレーションの方法と結果であり、将来の投資成績を保証するものではありません。シミュレーターの計算は、1年間の積立金額の合計を算出し、その合計資産に対する積立期間と年間の想定利回りを加味した運用益を算出するという計算式を採用しています。
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投資家デビューに向けて投資をシミュレーション
まずはいくら投資したらどのくらい資産が貯まるのかをシミュレーションしてみます。次の章にシミュレーターを配置していますので、ここではその使い方を解説します。
今回作成したシミュレーターは『毎月の積立金額(円)』、『年間の想定利回り(%)』、『積立期間(年)』の3つを設定して計算をします。年間の積立額に対し想定利回りを適用し、運用益を計算します。また積立期間に応じて複利効果を加味した運用益を計算することとしました。
フォームの入力例は、次のキャプチャをご覧ください。
今回は月に5万円を投資し、年間平均3%で運用益を出せると仮定しました。
この投資を20年継続した結果、投資元本『1200万円』に対し、運用益が『460万5891円』発生し、最終積立金額は『1660万5891円』となりました。複利効果により、最終積立金額は投資元本以上に大きく増えていることが分かります。
株式投資の平均利回りは5%前後と言われていますので、今回設定した3%という利回りは非現実的な数字ではないことが分かります。また早く投資を開始し、20年という長期間運用することで、運用益が大きく成長することがいかに大事かが分かりますね。
それでは次の章で自由にシミュレーションしてみてください!
投資方針の立て方
シミュレーターに入力したのは『毎月の積立金額(円)』、『年間の想定利回り(%)』、『積立期間(年)』でした。
毎月たくさんの金額を、利回りの高い商品に積極的に投資し、長い間投資生活を送りたいと考えがちです。
しかし安易な考え方は投資を成功に導きません。僕は、投資を通して自分がどのくらいの資産を手に入れたいのかを考えて、次の3つのルールを守ることが大事にしています。
投資資金のルール
積立金額は『余裕資金を投資に回す』という方針を守る。
投資の世界では予想できないことだらけです。突然の株価暴落だってありうるわけです。全力投資してしまうと、生活に必要な資金を確保できない事態が起こり得ます。『生活防衛資金』は確保した上で、余っているお金を投資に回すことが重要です。
僕の場合毎月の労働収入があるので『3ヶ月分の月収』を維持できるようにして、残りの資金を投資に投入しています。
自分のリスク許容度に合わせて、現金と投資額を決めましょう。
投資利回りのルール
投資利回りは『高すぎる利回りは避ける』という方針を守る。
例えば配当利回りが高すぎる銘柄には『何かしらのわけ』があります。
過去に、日産自動車の配当利回りは7%に迫る超高配当でした。しかし業績悪化に伴い、2020年は年間配当が57円から10円と『大幅減配』となりました。配当銘柄ということで投資家は失望ムード一色で株価は急落しました。
こうなると年間の利回りがプラスどころか、保有資産が大きく目減りしてしまいます。利回りだけを追求しない銘柄選択が重要です。
投資期間の考え方
全力でリスクのある金融資産に投資できるのは『労働を続けている間』というルールを守る。
世界的な投資家であるウォーレン・バフェットは90歳の現在でも現役の投資家です。しかし一般的人にとって、こんなに年を召しても投資を続ける人は少ないでしょう。
毎月安定した労働収入があるからこそ、リスクのある金融資産を毎月購入できますが、収入がなければ投資を続けるというのはなかなか簡単なことではないでしょう。一般的に言われているルールの一つに『株式配分=100-年齢』という考え方があります。
歳をとった分だけ株式の比率を下げて、債券のようなリスクの低い金融資産に投資しようという考え方です。
自分が『今何歳で退職まであと何年あるか』を考えて、投資できる期間を計算すると良いでしょう。いかに早く投資を始めることが重要かがよく分かりますね。
さいごに
今回は投資の複利をシミュレーションして、通しを通してどのくらいの資産を築くことができるかを考えてみました。資産形成では自分がどのくらいの資産を手に入れたいかを決めて、『いくら積立てて』、『どのくらいの利回りで運用して』、『何年継続すれば良いか』を考える必要があります。シミュレーターをうまく活用して計画的に投資したいものです。
以上、何か参考になれば幸いです。
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