最近は若いうちから資産形成に取り組む人が増えています。一昔前とは大違いですね。
老後の年金は自分で作りなさい、という国のメッセージが浸透した証でしょうか。
とはいえ社会人一年目は投資の『と』の字も知りません。投資できる資金も少ないのが実情でしょう。
この記事では現在1,500万円を運用するサラリーマン投資家の僕が、知識ゼロから、資金ゼロから投資を始めるポイントを簡単にご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
配当金で資産形成をテーマに約1,500万円を運用中です。将来は不労所得で生活するために日々資産を積み上げています。Twitter(@かっぱ)もやっていますので、ぜひご覧ください。
【株式投資始めて6年】
毎年配当額が増えていくの楽しい
今年はどこまでいくかな?
2016年: 2,578円
2017年: 38,685円
2018年: 93,905円
2019年: 197,241円
2020年: 296,929円
2021年: 438,313円
2022年: 🤔🤔🤔🤤 pic.twitter.com/lpT0h5JUo8— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) February 8, 2022
※本記事は個人の考えを述べるもので推奨ではございません、投資の判断はご自身でお願いいたします
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社会人1年目の資産形成スタートダッシュ

社会人1年目から資産形成を始めたい人に必要なことはたった2つです。
『資金の準備』と『知識の獲得』です。
学生時代にお金を貯められなかった人、これから奨学金の返済が必要でお金が出ていく人にとって、資金の準備は大変ですよね。
でも大丈夫、工夫すればお金は貯まります!
これまでの人生で投資なんて勉強したことがない、という人がほとんどです。
今は知識がなくても大丈夫!勉強すれば十分身につきます!
僕も投資を始めた時は、一切知らなかったので。
社会人1年目の株式投資が重要な理由

株式投資がギャンブルとなるか堅実な投資となるかの明確な違いはたった1つです。
『長期間に渡ってじっくり投資できる』かどうかです。
短期間で投資するのはギャンブル、長期間投資するのは堅実な資産形成です。
つまり賢く正しく資産形成するには、早いうちから投資を始めて、ゆっくり・じっくり資産を増やすことが必要なのです。
これが社会人1年目から投資を始める重要性です。
社会人1年目ならではの問題点

早いうちから投資に取り組む重要性は分かりました。
しかし社会人1年目は投資の勉強もしていないし、そもそも資金が足りません。
『知識がない』、『資金がない』の問題をどうやって解決すれば良いでしょうか。
順番に解説します。
知識がない問題
知識の獲得に役立つのは『読書による情報収集』です。
昔の僕は、投資はギャンブルだと思っていました。
正しい知識は何一つ持っていなかったのです。
しかし投資を始めてから、投資の本を買うようになりました。
そして投資本を読み漁り、投資の勉強に明け暮れました。
【初心者】投資を始めた頃の自分にオススメする!分かりやすい本7選
決算書を勉強したい人にオススメ|株式投資の企業分析に役立つ本7選
読書をすると、知識がグッと身につきます。
つまり最初は知識がなくて当然!少しずつ勉強すればOKということです。
今の時代はYouTubeでも勉強できるので、自分に合った方法で勉強すれば良いでしょう。
資金がない問題
投資をするにあたり資金が少ないのは致命的です。
僕が社会人1年目の時は手元資金は20万円。毎日の生活を維持するのがやっとでした。
株を買うには数十万円が必要です。こんな少額の資金で投資をするのは無理ですよね。
しかし時代が変わりました。今の時代、少額でも投資ができるんです!
僕が普段使っているネオモバは、なんと株式1株から購入できます。
従来は100株単位の売買しかできなかったので、最低数十万円が必要でした。
今はお弁当代程度の資金で投資できるので、社会人1年目でも安心してスタートできるわけです!
ポートフォリオ公開|ネオモバでナンピン底なし沼【2021年11月】
不労所得|ネオモバで配当金が大量着弾!いつ入金されるかを解説
社会人1年目で選ぶ投資銘柄

僕が社会人1年目だったら、どんな銘柄に投資するかを考えてみます。
長期的な堅実投資は次の2通りが考えられます。
- 配当金がもらえる配当株投資
- 株価が大きく成長して利益が出るグロース株投資
バリュー株とグロース株の違い|投資初心者にも分かりやすく解説!
配当株投資は、毎年投資額の3~4%の利益が手に入ります。
10万円投資:3千円の利益
1,000万円投資:30万円の利益
どうですか?圧倒的に1,000万円投資した方が利益が多いですよね?
つまり配当株投資で資産を増やすためには、多額の資金を投じる必要があるのです。
【簡単】高配当株の探し方:減配・無配銘柄を避けてスクリーニング
少額のうちは配当株に投資しても高が知れています。ならばグロース株投資で資産を増やすのもアリです。
グロース株だと3年で5倍にも、10倍にも株価が上昇します。株価上昇で得た利益を配当株投資に回すというのは賢い選択の一つです。
【株式投資】僕が実践しているグロース株の探し方:勉強した本の紹介
10倍株の探し方:テンバガー13選のチャート、業績、財務を確認
社会人1年目の節約術

投資資金が少ないのは仕方がないですが、それでも工夫して資金を捻出することは可能です。
特に強力な方法で誰でも出来る事は、投資資金の給与天引き、ネット環境の節約、家賃の節約、無駄な保険に入らない、ふるさと納税の活用です。順番に説明します。
投資資金の給与天引き
驚くことに手元にあるお金は、自然に消えてしまいます。
だから手元にお金が入る前に、投資資金は天引きしてやるのが賢明です!
天引きシステムにしてしまえば、見知らぬうちに資金が蓄積されています。
月に5,000円でも10,000円でも天引きしてみることをオススメします!
ネット環境の節約
今は生活に欠かせないインターネット環境ですが、毎月の利用料は馬鹿になりません!
だから1000円でも、2,000円でも安くしたいです。
最近ではネットが無料の賃貸住宅もありますよね。それからスマホも格安SIMを活用すれば驚くほどに利用料が安いです。
毎月のネット料金を賢く節約して投資資金を捻出したいものです。
家賃の節約
同じく毎月の大きな支出となるのが家賃です。
僕が一年目の頃は広い部屋に住みたいと背伸びして賃料の高い家を契約しました。
案の定毎月の家計を圧迫し、全然お金がたまりませんでした!
もし家賃補助や社宅の利用が可能なら家賃は大きく節約できますね。
補助がなくても、月に1万円でも2万円でも安く済ませれば、長期的に大きな違いを生みますよ。
無駄な保険に入らない
社会人になると保険の売り込みに遭遇することもあります。
いろいろな不安に漬け込んで、あれこれ商品をお薦めされます。
保険に入っても、病気を予防したり治療したりできるわけではありません。
必要最低限の保険を選び、適度な安心感を得つつ、自分で蓄財して万が一の入院費・治療費に備えましょう。
ふるさと納税の活用
社会人として働くと、ガッツリ税金を取られていることに気づきます。
額面の給料は高くても、手取り額をみるとゴッソリ減っています。
そんな憎き税金を取り返せるのがふるさと納税!
支払った税金額に応じて地方の返礼品がもらえるので、食料調達など生活費の節約に大きく貢献します。
【2022年ふるさと納税も肉】今年もらった返礼品のオススメは?
社会人1年目からNISA活用はアリか?

通常、株式投資の利益には約20%の税金がかかってしまいます。
NISA口座を活用すると、株式投資で得た利益が非課税となり節税につながります。
NISAには、通常NISAとつみたてNISAがあります。
通常NISAは年間120万円という非課税枠を使い切るのが困難だと思うので、つみたてNISAがオススメ。
年間40万円の非課税枠を活用し、賢く投資ができます。
つみたてNISAだと購入できる商品が投資信託となってしまうため、個別株に投資して配当金ゲットや株価成長による利益を得たい人には向きません。
【簡単】つみたてNISAで資産形成:選び方のポイントは手数料
自分の投資スタイルに合わせた選択をしてくださいね。
社会人1年目からiDeCo活用はアリか?

iDeCoや確定拠出年金は、老後資金を積み立てるための制度です。
原則、60歳になるまで資産を引き出すことはできません。
もし投資目的が、結婚式や住宅購入など近々のライフイベントであれば、iDeCoなどの制度は活用しない方が良いです。
とはいえiDeCoや確定拠出年金では、投資額分が非課税(所得額・住民税が軽減され節税)となるため、パワフルな節税効果があります。
もし老後資金を貯めるために投資する意思があれば活用必須の制度であります。
【簡単】確定拠出年金を分かりやすく解説:どの商品に投資するか?
さいごに
今回は社会人1年目から始める資産形成についてご紹介しました。
これからの時代、株式投資による資産形成は必須の社会人スキルとなりそうです。
早いうちから投資を始め、少しずつ勉強を進めることが、将来豊かに生活するためには必要です。
以上、何か参考になれば嬉しいです^^