SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの積立を開始してから2年が経過しました!
僕は普段は日本の個別株を取引しているので、米国株の取引は初心者。そんな僕が基準価格推移も気にすることなく、2年間気絶したままSBI・V・S&P500に投資してみました。
その結果、コロナショックで一時は評価額が大きくマイナスに転じましたが、現在では+33%を上回る評価額となりました。気付いたらお金が増えていました!
この記事ではSBI・V・S&P500インデックス・ファンドに小遣い(1日300円)を投入し続けた結果、どのくらい資産が増えたかを解説します。
そしてSBI・V・S&P500インデックス・ファンドを活用した気絶投資法の魅力についてもご紹介したいと思います。
それでは楽しく資産を増やしていきましょう!!
- SBI・V・S&P500を2年積み立てた結果
- SBI・V・S&P500の買い方
- 気絶投資法の魅力
【SBI・V・S&P500インデックス】
気絶投資もなんと2年が経ちます!
いつの間にか名称も変わりました笑普段はネオモバをコツコツで
SBI・V・S&P500インデックスは
存在すら忘れています(気絶)😂2年間変わらず一日300円ずつですが、
(今はクレカ積立で一月6,900円)
ちまちま続けてみようと思います😌 https://t.co/j9qOrH2nkG pic.twitter.com/wYBiUH9YDb— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) September 10, 2021
配当金で資産形成をテーマに約1,500万円を運用中です。将来は不労所得で生活するために日々資産を積み上げています。Twitter(@かっぱ)もやっていますので、ぜひご覧ください。
【株式投資始めて6年】
毎年配当額が増えていくの楽しい
今年はどこまでいくかな?
2016年: 2,578円
2017年: 38,685円
2018年: 93,905円
2019年: 197,241円
2020年: 296,929円
2021年: 438,313円
2022年: 🤔🤔🤔🤤 pic.twitter.com/lpT0h5JUo8— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) February 8, 2022
* 本記事は特定の事象や銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします
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SBI・V・S&P500を積み立て始めた理由
ズバリ『気軽に米国市場に投資できるから』積立を開始しました。
米国市場の銘柄は株価がグングンと成長し、投資対象としてはとっても魅力的。しかし個別銘柄の分析には言語の壁もあり、投資できないかもと感じていました。
しかしSBI・V・S&P500なら、米国市場全体に投資ができ、個別銘柄の分析も必要ありません。しかも日本円で買付できるため、面倒なドル円交換も気にする必要がありません。
つまり面倒な手間をかけずに、成長を続ける米国市場に投資ができるのです。気軽に米国株投資をしたかったので、SBI・V・S&P500を選びました。
SBI・V・S&P500を2年積立した結果
投資額は1日たったの300円!少なっ!!
お昼の弁当代よりも少ない金額をコツコツと毎日投資していきました。
これぞ庶民の投資です!笑
自分の捻出できるお小遣いをコツコツ積立しました。
9月10日時点の保有金額は198,883円で、評価損益は+50,282円でした。つまり評価益は+33%で、ほったらかし投資でお金が3割以上も増えていました。
下のチャートをご覧ください。S&P500指数の推移です。
2019年に積立を開始し、年末にかけて指数は上昇しました。そしてコロナショックに襲われ、指数は大きく暴落しました。
しかし暴落もなんのその!
SBI・V・S&P500は機械的に毎日300円買うことになっています。ひたすら毎日買い続けた結果、指数はコロナショック前の価格を大きく上抜け、グングンと成長していきました。
毎日買い続けた結果、資産は3割以上増えていました!
SBI・V・S&P500の買い方
すでに書いた通り1日300円ずつ買いました。
現在はお得に積立するべく、クレカ積立に切り替えています。クレカ積立は月に1回しか買付できないので、クレカ積立設定後は毎月6,900円(23営業日×300円)をまとめて購入しています。
2021年6月より、SBIでは投資信託のクレカ積立が始まりました。クレカで投資信託を買うと、ポイント還元されるお得なサービスです:【超お得】インデックス投資信託のクレカ積立でポイントゲットする方法
現金購入にしろ、クレカ積立にしろ、自動購入の仕組みを作ることがポイントだと思います。
なぜなら市場価格がどんな動きをしようと、初めに決めた一定額を淡々と買い続けることで、感情を抜きにして投資ができるからです。
価格が暴落すれば『安く買えるからラッキー』、価格が上昇すれば『資産が増えるからラッキー』と考えて投資するのです。
SBI・V・S&P500のメリット
インデックス投資をしたい場合、投資対象商品はたくさんありますよね。なぜSBI・V・S&P500を選んだのか解説します。
手数料が安い
注目すべきはSBI・V・S&P500のメリットは手数料の安さです。
信託報酬(投資信託を保有している期間にかかる手数料)は0.0938%と業界最安値の水準です。投資商品を保有しているだけで取られる手数料ですから、信託報酬が高い商品に投資するほど馬鹿らしいことはありません。
資金流入が増え続けている
SBI・V・S&P500の資金流入量は、2019年9月の設定以来増え続けています。SBIの投資信託ランキングにおいても、常に1位にランクインする人気商品です。人気の高い商品に投資したい場合、資金流入が増加し続けている点が非常に魅力的です。
SBI・V・S&P500の主要構成銘柄
SBI・V・S&P500の上位組入銘柄について確認しておきましょう。2021年11月30日時点の上位10銘柄は以下の通りでした。
上位10銘柄 | 比率 |
---|---|
アップル | 6.70% |
マイクロソフト | 6.41% |
アルファベット | 4.28% |
アマゾン・ドット・コム | 3.94% |
テスラ | 2.40% |
エヌビディア | 2.10% |
メタ・プラットフォームズ | 2.00% |
バークシャー・ハサウェイ | 1.31% |
JPモルガン | 1.23% |
ホーム・デポ | 1.10% |
どうですか?名だたる世界的企業のGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)が上位を独占しております。GAFAMは株価が成長し続けるグロース株の代表銘柄です。
SBI・V・S&P500の投資を始める前の僕は、米国市場の株価成長を指を加えて見ているだけでした。米国株投資は難しそうと思い、利益獲得のチャンスを逃していたのです。
しかしSBI・V・S&P500に投資することで、GAFAMの成長から得られる利益を手に入れることができたことになります。
これは投資信託を購入することで、手軽に米国市場に投資できるということです!
インデックスの気絶投資が最強説
積立設定の存在すらも忘れて、機械的に投資信託を買い続ける投資法を『気絶投資』と呼んでいます。
僕はこの気絶投資が最強だと思います!
投資で利益を生むために邪魔な存在は『欲と恐怖心』です。
投資では株価がまだ伸びると思い込み利益を最大化したい欲が出たり、目の前の株価暴落に恐怖を怯えて不要な損切りをしたりするのが常です。
- 欲:まだ伸びる!利益を最大化したい!
- 恐怖心:もっと暴落しそう。損切りしなくちゃ・・・
投資センスのある人は、自分の感情のコントロールに長けています。
残念ながら殆どの投資家は感情をコントロールできません!
インデックス投資は指数に連動することを目指しています。しかも運用するのは自分ではなく、運用機関です。
コロナショックで分かった通り、暴落が来ればその暴落に従う以外ありません。市場はコントロールできるものではないのです。
自分の感情は全て捨て去り、運用は機関に任せる。そして自分は気絶してひたすら資金を投入する。こうすることで暴落時の安値をもれなく拾い、市場の成長の波にも素直に乗ることができます。
一切無駄がない気絶投資こそ、僕の資産形成を後押しする最強の投資法だと思っています。
米国株投資が勉強できる本
米国株の投資信託、ETF、個別株に投資する際に役立つ参考書について、簡単にまとめておきます。あまり米国株について知らないという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
本 | タイトル 内容 |
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【大ベストセラー】 経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術 投資信託の銘柄ガイド付き まとまった資金なくてもOK 経済的自由を手にする方法を解説 米国株で資産を増やす方法が分かる! |
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【内容が濃い一冊】 毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資 テーマはプライベート年金 毎月3万円で3000万円を目指す iDecoやNISAの活用法を解説 オススメの投資信託も掲載 積立方針の決定に役立つ一冊! |
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【なぜ米国株が有利か分かる】 今こそチャンス! 資産を増やす米国株投資入門 マネックス証券チーフによる解説書 10年先も保有できる米国株を解説 具体的で分かりやすい だけど簡単すぎず有益! 米国株初心者のバイブルとして必携! |
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SBI・V・S&P500の基本情報
さいごにSBI・V・S&P500の基本情報をまとめておきます。
名称
名称はSBI・V・S&P500インデックス・ファンドで、SBI・V・S&P500という愛称で親しまれています。
運用方針
バンガード社の『バンガード・S&P500ETF』を通じて、S&P500指数に連動して成果を上げることを目指しています。
手数料
信託報酬は0.0938%程度とされており、信託財産留保額や解約手数料はなしとなっています。
さいごに
今後も米国市場には投資を続けたいと思います。今のところ米国の個別株を購入する予定はなく、SBI・V・S&P500の積立といったインデックス投資で米国市場全体を買い続けます!
短期で稼ぐことは考えず、長期的にのんびりと資産形成ができるのがインデックス投資の魅力ですね!これからもコツコツと積み立てたいと思います。
インデックス投資については以下の記事も書いています。是非ご覧ください。
【インデックス投資】株式市場の平均に勝てない:敗者のゲームの書評
株のセンスない人やめましょう|敗者のゲームで投資の損を抑える方法