会社四季報の秋号が今年も発売となりました。毎年買うようにしている秋号、果たして今年はどんな出会いがあるのでしょうか？
休日に四季報を読み進めていましたが、いくつか次の投資候補を選抜しました。その中から今回は『ノダ』について情報をまとめたいと思います。
いい銘柄見つけた気がする〜🥳 pic.twitter.com/WiDCDD4dMa
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) September 19, 2022
＊ 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします
配当金で資産形成をテーマに、将来は不労所得で生活するために日々資産を積み上げています。Twitter（@かっぱ）もやっていますので、ぜひご覧ください。
【株式投資始めて6年】 毎年配当額が増えていくの楽しい 今年はどこまでいくかな？ 2016年: 2,578円 2017年: 38,685円 2018年: 93,905円 2019年: 197,241円 2020年: 296,929円 2021年: 438,313円 2022年: 🤔🤔🤔🤤 pic.twitter.com/lpT0h5JUo8
— かっぱ⭐️配当金で資産形成 (@hibi_kappa) February 8, 2022
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ノダ（7879）
木質系の住宅建材を提供しているノダはスタンダード市場（昔でいう東証2部）に上場している会社です。住宅だけでなく、宿泊施設やオフィスにもサービスを展開しており、リフォームやリノベーションで使われる合板に強みがあります。
1902年に材木店として創業し、その後は建材メーカーとして時代のニーズにあった画期的な製品を作ることで価値を創造している企業です。
四季報プロ厳選500銘柄では、『注目銘柄250』にて紹介されていました。初めに高い配当利回りが目に入り、各種指標を確認していきましたが、自分の投資方針に合っていたため、監視リスト入りとなりました。
各種指標は以下の通り。全て9/16終値ベース、正確性には注意を払いましたが、もし興味をお持ちの方はご自身でお調べをお願いしますね。
| PER (倍) | 3.5 |
|---|---|
| PBR (倍) | 0.59 |
| 配当利回り(%) | 4.96 |
| 配当性向 (%) | 20.6 |
| 売上高予想 (百万円) | 79,500 |
| 時価総額 (百万円) | 21,000 |
| PSR | 0.26 |
| EV/EBITDA倍率 | 1.6 |
| ROE (%) | 8.82 |
| ROA (%) | 4.14 |
| ROIC (%) | 6.70 |
| 自己資本比率 (%) | 47.0 |
| 進捗率 (%) | 53.3@2Q |
割安度
PERが3.5倍、PBRが0.59倍であり、割安すぎる水準で放置されていることが分かります。ベンジャミン・グレアム氏の提唱したミックス係数は2.1（= PER×PBR）であり、22.5以下が割安ですから、極めて割安です。バリュー株投資家のかぶ1000氏のミックス係数は5倍以下を割安と判断するため、この基準で考えても十分すぎる割安さです。
収益性
ROEが8.82%、ROAが4.14%、ROICが6.70%とまずまずの収益性で、稼ぐ力は問題なさそうです。
同じ住宅関連の資材メーカーの大建工業（7905）はROEが12.75%、ROAが5.15%、ウッドワン（7898）はROEが2.55%、ROAが1.13%となっており、ノダが極めて収益性に劣るというわけではなさそうです。
財務
自己資本比率を確認すると47.0%ということで、財務は健全であると考えられました。
配当利回り
すでに述べた通り、配当利回りは4.96%と超高配当です。一方で配当性向は20.6%であるため、配当金の安定還元に問題はなさそうです。過去の増配実績も豊富であり、株主還元に積極的な姿勢も伺えると思います（2010年の2.5円/株から減配することなく、昨年の32円/株まで増配）。
直近の状況
ウッドショックが顕在化したのは2021年、住宅需要の増加や木材価格の高騰が続いています。2021年秋に住宅ローン減税の駆け込み需要が収束したものの、資材価格高騰による住宅価格上昇などに伴い、販売価格を改定することで収益を確保しているようです。
目下、原材料の確保、製品の安定供給に努め、コストダウンや生産性の向上をおこなった結果、2Qには90%の上方修正を行い、過去最高益を目指す方針を発表しました。あわせて、配当金を24円増額することも発表しています。
近年はリフォームやリノベーション需要の高まりを受けその対応に注力している状況で、バリアフリー商品群による新たな市場開拓にも積極的。
原材料コストや物流コストは増加しており経営を圧迫しますが、販売価格への転嫁による収益性の確保や、合板事業においては需要増による価格の大幅増加により、原材料費高騰を飲み込んで利益確保につながっているようです。
ネオモバでコツコツ買う
ざっと四季報を読み、直近の決算書を確認した感じ、自分の投資方針（配当金で資産形成）にはピッタリな銘柄と判断しました。
似たようなメーカーとして住友林業を保有しており、木材需要増加の恩恵を受けているところですが、ノダも面白そうな銘柄なので買ってみようと思います。
いきなり100株買うのも難しいので、ネオモバで1株ずつ集めてみようと思います。今回は以上です！最後までご覧いただき、ありがとうございました^^
本ブログで記載している内容は全て個人の考えを示したものです。投資にはリスクが伴います。
特定の銘柄や事柄を推奨しているものではありませんのでご注意ください。
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