株式投資

株のセンスない人やめましょう|敗者のゲームで投資の損を抑える方法

株式投資のセンスがない人は時間を味方につける
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テーマ株を購入した途端に株価が暴落!みるみるうちに膨れ上がる含み損!恐怖に負けて含み損を確定し、資産は目減り・・・株のセンスがない人は取引するたびに資産を減らします。

株式投資のセンスがある人はほんのひと握りで、大部分の投資家はセンスがありません!

でも大丈夫です!センスがなくても、株式投資で資産を増やすチャンスは残されています。

かっぱ
かっぱ
僕も昔は株式投資で資産を減らしてしまってましたが、今では利益を出せるようになってきているからです。その秘訣は『長期投資』と決めて、短期的な勝負を挑まないことにあります。

この記事では、株式投資のセンスがない人が投資に対してどのような姿勢で望むべきなのか、名著『敗者のゲーム』から解説を引用しながらご紹介していきます。

この記事の対象者
  1. 株式投資のセンスがないと感じている人
  2. いつも投資で損を出してしまう人
  3. これから投資を始めようと考えている人
書籍:敗者のゲームを見る

敗者のゲーム(チャールス・エリス著)

全米100万部を超えるロングセラーであり、プロ・アマを問わない投資家全てに向けた投資哲学のバイブル的な書籍。

資産運用に難しい専門知識はいらない

これが著者エリスの主張である。

本の内容

全23章で構成され、資産運用で押さえるべきこと、長期的な運用方針に関する助言、個人投資家の投資方針の解説などが収録されています

個人投資家であれば一読の価値あり。なぜインデックス投資が優れているのか?自分は個別株やアクティブファンドに投資して資産形成するんだ!と意気込む人も、一度読んでみると自分の投資法を見つめ直す機会になるはず。

NISA、積み立てNISA、iDeco投資に取り組む人が多い中、改めてインデックス投資について勉強する良書であること間違いなしです。

読者の感想(Amazonレビュー参照)

初版から30年経っても使える投資法!
投資の根っこの考え方はこの本だけで足りる!
投資の基礎勉強を終え、自分の投資スタンスを決めるための一冊!
敗者のゲームという表現が、この本のヒットの理由だと思う!非常にわかりやすい!

この記事を書いた人

かっぱ@配当金で資産形成 配当金で資産形成をテーマに約1,500万円を運用中です。将来は不労所得で生活するために日々資産を積み上げています。Twitter(@かっぱ)もやっていますので、ぜひご覧ください。

 * 本記事は個人の考えの一例で推奨ではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします

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株のセンスない人やめましょう

株価暴落でセンスがない人昔の自分を見ているようだ・・・
株のセンスがない人は『短期勝負』をやめるべきです。

冒頭でも述べた通り、急騰株などを購入すると待っているのは暴落です。あっという間にものすごい額の含み損を抱えることだってあります!

危険極まりない投資であり、短期的な利益を追求するあまり、資産を目減りさせてしまう危険性が高いです。

かくいう僕も、テーマ株をジャンピングキャッチして痛い目にあってきました。そして株式投資のセンスがないと自分を責めたものです。

次の章では、大部分の投資家が短期勝負に向いていない理由をご紹介します。

\気絶投資でも+23%稼いだ!?/

時間こそが救世主である

センスがない人の救世主は時間救世主・・・笑

株式投資をやる人なら誰でも知っているチャールズ・エリスの名著『敗者のゲーム』の7章『時間が教える投資の魅力』を引用します。敗者のゲームの意味が分からない人は過去の記事をご覧ください。

エリスは『時間が教える投資の魅力』の中で、次のように断言しています!

普通株の短期保有は投資でなく、投機でしかない

これは期待される収益率に対して、上にも下にも収益の結果がぶれやすいためだと解説されています。

つまり投資家のセンスがないというよりも、そもそも短期投資は不確実性が大きくギャンブル要素が強いということを表しています。

株式投資の収益率変動幅は以下のようになっています。

株式投資の収益率変動幅敗者のゲーム(p83)を参考に作成

この不確実性は、投資期間が5年、10年、15年、20年、25年と長くなるにつれて収斂(小さく縮まること)していくと解説されています。

しかも収益率はマイナス方向には縮小され、プラス方向に伸びていることも示されています。つまり長期投資をすればプラスになる可能性が高いことを示しています。

短期投資では卓越したセンス(ギャンブルに勝てるセンス)が求められる一方で、長期投資では高い確率でプラスの収益が得られる可能性が高いということです!

天気を占うのと同じである

まだ納得できない人のために、天気予報と株式投資を事例にご紹介します。エリスも天気の事例を紹介していますが、分かりにくいので僕なりの解釈を加えて説明します。

さて株式投資で利益を出したいと思います。天気予報と株式投資を比較しながら、短期勝負と長期勝負を考えましょう。

短期投資と長期投資を天気予測と株式投資に例える二つの事例で考えてみます!

本日は4月のとある日、寒さが和らぎようやく暖かくなってきました。それでは1週間後の気温は今日より暖かいでしょうか、寒いでしょうか?当ててください!

これは短期勝負になります。株式投資において、成長株があったとして、1週間後の株価が高いか低いかを当ててください!と質問されるのと同じです。

この短期勝負の予測は上も下にもぶれる可能性が高いです。確率的には50:50といっても過言ではありません!

気温はぐんぐん暖かくなるかもしれないし、出戻りの寒波がやってくるかもしれませんよね。投資だってこの1週間は株価の成長が続くかもしれないし、調整の下落が訪れるかもしれないので、どちらに動くかなんて神のみぞ知る領域です。

短期投資では思わぬ動きがある短期勝負は思わぬ結果を招く

 

それでは長期勝負はどうなるでしょうか?考えてみましょう!

4月のとある日から見て、9月1日の気温は今日より暖かいでしょうか、寒いでしょうか?当ててください!

ほとんどの人が『いやいや馬鹿にしないでよ、暖かいに決まってるじゃない!』そう答えそうです。

そうなんです!これが長期的な見通しで、確率の高い予測なのです。

これは株式投資にだって言えます。業績が安定して成長している、これからも会社のサービス需要は高まる一方だろう、と言える銘柄があったとします。

1週間後の株価は急騰したり暴落したり不安定かもしれません。しかし長期的に半年後、1年後、5年後などを見通せば、株価は上がる確率が高いのです。なぜなら会社の利益は膨らむ見通しだからです。

長期投資では見通しが立てやすい長期勝負は見通しを立てやすい

どうですか?短期勝負と長期勝負の違いをイメージできましたか?これがエリスの説く『時間が教える投資の魅力』です。とっても分かりやすく、魅力的ですよね!

さいごに

今回は投資のセンスがない!と感じる人、これから投資を始めたい!という人に向けて、『時間を味方につける投資』の魅力についてご紹介しました。

秀でたセンスを持っている人以外は短期投資など避ける方が無難です。たとえ1度上手く利益を出しても、繰り返し短期勝負を挑めばトータルでは負け越す可能性が高いです。

長期投資を見据えて、どっしりと構えてしっかりと勝ちを掴みにいきたいものです!以上、何か参考になれば幸いです。

敗者のゲームを無料で読むなら

『Kindle Unlimited』なら好きな本が読み放題で月額980円です。しかも最初の30日は無料!気になっている投資本も無料で読むことができます。

もちろん敗者のゲームもKindle版で読めるのでオススメです!無料で読みたい人は是非チェックしてみてください!

 

敗者のゲームは以下の記事も参考になります👇

【インデックス投資】株式市場の平均に勝てない:敗者のゲームの書評

株式投資で勝てない|個人投資家が知っておくべき5つの重要な事実

本ブログで記載している内容は全て個人の考えを示したものです。投資にはリスクが伴います。
特定の銘柄や事柄を推奨しているものではありませんのでご注意ください。

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