みなさん、こんにちは!@かっぱです。
僕は2020年4月からSBIネオモバイル証券で端株取引を開始しました。
6月にネオモバで購入した銘柄を中心にポートフォリオを紹介して参ります。
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2020年6月時点の運用報告
2020年6月時点のネオモバ口座の保有銘柄は下記の通りとなりました。
業績予想非開示の企業も多く、配当やEPS情報は入手可能な年度データに基づくもので、必ずしも次期予想ではない事にご注意ください。
ポートフォリオの構成銘柄は15銘柄です。
長期投資による配当金収入を目的としたポートフォリオを構築するために、収益性がよく、財務が堅牢であり、継続的に配当金を支払うことができるだろうと判断した銘柄を中心に組み入れています。
- 収益性が良好:売上高営業利益率 ≧ 10%、ROE ≧ 10%
- 財務が堅牢:自己資本比率 ≧ 30%
- 継続的な高い配当金:配当利回り ≧ 3%(配当性向も確認)
今期は業績予想の見通しが不明の企業や、配当金の支払いが未定の企業、減配の企業が多いことから、リスクヘッジの意味も込めてグロース株も購入してみました。
銘柄紹介
それでは各銘柄についていくつかピックアップしておきます。
CDS(2169)
CDSは8株@1266円まで取得数が増えました。6月が配当権利月ということで積極的に買い集めてみました。
YOCは4%台を維持しており、十分良い利回りで買い集めることができたと思います。
CDSは2010年以降減配がありません。また2020年は昨年同様の50円/株の配当金に加え、40周年記念配当5円が上乗せされます。
1株当たりの配当金は55円となる見込みですが、配当性向は39.2%と極めて健全な水準であります。
売上高営業利益率はおよそ14%、ROEは15%超と収益性の面においても優秀です。自己資本比率もおよそ71%と財務の堅牢性は高いです。
引き続き保有していきたい銘柄です。
都築電気(8157)
5月時点で都築電気は2株@1284円で購入し、その後追加はありませんでした。購入時のEPSは103円で、取得時のPERは12.4倍と比較的割安水準です。
5月15日の決算発表において、24円の減配が発表されたこともあり、1株当たりの配当金は31円/株となる見通しです。
配当性向30%を意識しての減配で堅実な経営が伺えますが、配当利回りは2.41%と落ち込んでしまいました。
そんな都築電気でしたが、6月24日に東証一部銘柄に指定されました。
東証一部銘柄への指定が発表されて以降、株価は60%近く上昇しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で営業活動にマイナスの影響があるものの、都築電気の推進するICT(情報通信技術)ソリューションは、働き方改革(テレワーク環境の推進など)が追い風になると考えられるため、引き続き応援して参りたいと思います。
三菱商事(8058)
三菱商事は7株@2342円で購入しました。
YOCは5.72%とこちらも極めて高水準で取得となりました。
どうも株価が冴えません。
6月に入って以降、13%程度株価が下落しています。
それに伴い配当利回りも上がり続けている状況です。
ネオモバの端株取引のメリットを活かし、コツコツと集めた結果2株→7株に保有が増えました。
依然として配当以外に業績の見通しなどは発表されておらず、引き続き会社からの発表を注視したいと思います。
ソフトバンク(9434)
ソフトバンクは8株@1370円で購入しました。
YOCは6.28%となりました。
公開価格1500円が意識されるところですが、依然として株価の安い状態が続いているため、追加購入しております。
売上高営業利益率は18.78%と非常に高く、ROEも驚異の48.47%と収益性が非常に高いです。
一方で ROAは4.95%に留まり、自己資本比率が10.2%と低いため、同業他社のKDDIやドコモと比べても、他人資本を大きく活用したレバレッジ経営を行っていると分かります。
この点に注意しておくべきかなと思います。
寿スピリッツ(2222)
寿スピリッツは1株@5220円で購入しました。購入時のEPSは132円となっており、PERは39.6倍とさすがはグロース株といった人気具合です。一応配当金の支払いも予定されており、1株当たりの配当金は40円で、YOCは0.77%となりました。
寿スピリッツは2020年の3月期の実績で、ROEが20.82%、売上高営業利益率14.29%と収益性は申し分のない銘柄で、成長性に関しても毎年増収増益を続けている成長銘柄です。
空港や駅で販売されているお土産を製造販売する会社で、お菓子は一度は見かけたことがあるかもしれません。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、株価が大きく下落し、回復についてもやや出遅れ気味なのでお試しに買ってみました。
感染拡大の第二波を警戒してか、再び株価は下落の貴重であり、購入のタイミングを若干誤った感もあります。
ただネオモバでの端株取引であれば、このようなタイミングのエラーも気になりませんね。
引き続き購入のタイミングを探りたいところです。
手間いらず(2447)
手間いらずは2株@4873円で購入しました。購入時のEPSは117円となっており、PERは41.6倍であり、寿スピリッツ同様にグロース株らしい人気銘柄となっています。YOCは0.54%となりました。
前身は『比較ドットコム』で、インターネット広告事業を展開しています。
予約管理システムの『TEMAIRAZU』を開発しており、宿泊施設の予約サイトの管理を手助けしている企業です。
こちらもコロナの影響を受け、株価が下落しております。
一度回復基調にあった株価も、感染拡大の第二波懸念の影響で旅行客の客足も鈍いためか、再び下落基調にあります。
寿スピリッツと同様に、やや購入のタイミングを誤った感じもあります。
業績の分析は下記をご参照ください。
配当金の予定額
さてさて配当金の受け取り予定額を確認しておきましょう。
現時点でのネオモバ投資総額は79649円で、先月の40584円から増額となりました。
税引き後の配当金受け取り予定額は2708円となり、同じく先月の1588円から大きく増額しています。
現時点での税引き後の配当利回りは3.40%となり、先月の3.91%から減少しました。
グロース株への投資などが影響しています。
しかしながら引き続き高配当ポートフォリオが構築できていると考えています。
- 投資総額:¥79,649(前月比 ¥39,065↑)
- 予定配当金(税引後):¥2708(前月比 ¥1,120↑)
- 配当利回り(税引後):3.40%(前月比 -0.51%↓)
これまでのポートフォリオ推移
これまでのポートフォリオ推移を記録しておきます。
2020年4月
2020年5月
2020年6月
さいごに
3ヶ月ネオモバを継続してみました。
少しずつPF内に偏りができ始めていますが、できる限り極端な偏りの内容に、しっかりと分散しながら投資を継続したいと思います。
凡人の資産形成の成長過程を示すことができるよう、引き続き継続して参ります。
* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします