みなさん、こんにちは!2020年4月からSBIネオモバイル証券で端株取引を始めた@かっぱです。この記事では、4月にネオモバで購入した銘柄を紹介します。
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2020年4月時点の運用報告
2020年4月時点のネオモバ講座の保有銘柄は下記の通りとなりました。
購入した銘柄は7銘柄です。長期投資による配当金収入を目的としたポートフォリオを構築するために、収益性に問題がなく、財務が堅牢であること、そして継続的な高配当利回りを生むことを目標として買い付けを行なっています。
- 収益性が良好:売上高営業利益率 ≧ 10%、ROE ≧ 10%
- 財務が堅牢:自己資本比率 ≧ 30%
- 継続的な高い配当金:配当利回り ≧ 3%(配当性向も確認)
中にはこの基準に到達しなかったものや、決算発表後にこの目標を下回ったもの(主としてコロナショックによる業績悪化)もあります。それら銘柄については、今後のポートフォリオのリバランスの過程で入れ替えをしたり、株価が下がるようであれば逆に買い入れをしたり、機動的に判断を入れていく予定です。
銘柄紹介
それでは各銘柄について整理しておきます。今回は購入した7銘柄についてご紹介します。
三井物産(8031)
三井物産は1株@1475円で購入しました。購入時の1株当たりの利益EPSは226.1円で、取得時のPERは5.6倍と極めて割安水準で購入できました。しかしながら5月1日に発表された決算によると、2021年度はEPSが105.4円程度になる見通しとなり、PERは倍増する見通しです(これでもPER上は割安水準)。
購入時の配当利回りを示すYOCは5.42%と極めて高水準でした。5月1日の決算発表では、1株当たりの配当額は80円と提示され、配当は維持される見通し(配当性向が増加のため注意)なので、株価が下がるような展開があれば買い増しも検討しています。
アルプス技研(4641)
アルプス技研は1株@1528円で購入しました。購入時のEPSは142円で、取得時のPERは10.7倍と極めて割安水準で購入できました。YOCは4.58%と極めて高水準でした。
売上高営業利益率はおよそ11%、ROEは驚異の24%と非常に高収益性なのも魅力の一つでした。また自己資本比率もおよそ62%と高い水準を示しております。今後も株価が下がるようであれば買い増しも検討しています。
CDS(2169)
CSDは1株@1192円で購入しました。購入時のEPSは140円で、取得時のPERは8.5倍とこちらも割安水準で購入できました。YOCは4.61%と同じく極めて高水準でした。
配当金に関しては、2010年以降減配がない点も評価しております。2020年は2019年同様の50円/株の配当金に加え、40周年記念配当5円が上乗せされるため、1株当たりの配当金は55円となる見込みです。これでいて配当性向は39.2%と極めて健全な水準であります。
また売上高営業利益率はおよそ14%、ROEは15%超と収益性の面においても非常に優秀な業績を納めています。自己資本比率もおよそ71%と財務の堅牢性は高いです。こちらについても株価が下がるようであれば買い増しも検討しています。
伊藤忠エネクス(8133)
伊藤忠エネクスは1株@778円で購入しました。購入時のEPSは105円で、取得時のPERは7.4倍とこちらも割安水準で購入できました。YOCは5.40%とこちらも極めて高水準で取得となりました。
4月30日には決算が発表され、当期純利益が過去最高益を更新し、配当金の増額も発表されました。1株当たりの配当額は44円で、7期連続の増配となる見通しです。
一方で2021年の業績予想は未定とされており、どの程度コロナショックの影響を受けるか先行きの不安な展開となりそうです。
沖縄セルラー電話(9436)
沖縄セルラー電話は1株@4130円で購入しました。購入時のEPSは154円で、取得時のPERは11.4倍となり割安水準での購入となりました。YOCは3.73%となりました。
9期連続の増収増益を予定しており、業績は絶好調です。また1株当たりの配当金は20期連続の増配を予定しており、超優秀な株主還元を実施しています。さらに自己株式の取得を発表するなど、株主還元方針に抜け目はありません。
前述の通り業績は優秀で、売上高営業利益率は20%、ROEも11.4%と非常に高収益です。自己資本比率もおよそ82%と財務も堅牢性が高いです。今後の買い増しも十分に検討しています。
JXTGホールディングス(5020)
JXTGホールディングスは1株@370円で購入しました。購入時のEPSは-92円となっており、PERは算出できませんでした。コロナショックにより黒字予想を一転、赤字転落の見通しを発表しているためです。YOCは5.95%となりました。
1株当たりの配当金は2016年から連続増配を続けていますが、今回のコロナショックによる業績悪化がどのように影響するかに注目しています。石油関連は現在厳しい環境に置かれていますが、いずれは戻ってくると考えています。
減配や無配等も考慮しながら、買い増しは慎重に検討しようと思います。
積水ハウス(1928)
積水ハウスは1株@1856円で購入しました。購入時のEPSは201円となっており、PERは9.2倍でした。YOCは4.63%となりました。
配当金に関しては、8年連続増配となっています。通常の配当金に加え、創立60周年の記念配当も支払われる予定です。
売上高営業利益率は8%、ROEは10.8%、自己資本比率は48.1%となっており、バランスの良い投資対象であると考えました。
引き続き慎重に買い増しを検討したい銘柄となっております。
配当金の予定額
一番の楽しみである配当金の受け取り予定額を確認しておきます。現時点でのネオモバ投資総額は13764円で、税引き後の配当金受け取り予定額は406円となっております。現時点での税引き後の配当利回りは3.58%となり、高配当ポートフォリオが構築できています。
- 投資総額:¥13,764
- 予定配当金(税引後):¥406
- 配当利回り(税引後):3.58%
さいごに
このポートフォリオ報告では、現時点での評価損益を記載しておりません。このポートフォリオは長期保有と配当金を目的としているため、評価損益は意識しないようにしています。毎年安定的に入金される配当金収入だけをモチベーションに投資を継続したいと考えています!
以上、何か皆さんの参考になれば幸いです。
* 本記事は特定の銘柄を推奨するようなものではありません、投資の判断はご自身でお願いいたします